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カテゴリ:MOVIE( 42 )

先日、映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を観て来ました。
この映画は、私の大好きがてんこ盛りの映画です。

まずは、監督。
「恋する惑星」から大好きなウォン・カーウァイが、監督なのです。
監督の生み出す揺らいだ美しい映像は、相変わらずの繊細さが内包されていて、私のちょっぴりほろ苦い思い出をくすぐります。
ちょっと危なっかしいけど、でも、確かに紡がれる物語も相変わらず。
ぐるーっと回って振り出しに戻るけど、でも、そこにいる彼女も彼もそして観ている私も、1時間ちょっと前の彼女・彼・観ている私とは違うのです。
人と人との間にある、目に見えないけどでも確かにあるものを見つめるこころというか、姿勢が、ほんのちょっと違っている自分を感じさせる、そんな作品です。

それから、女優陣がまたまた私の大好き尽くめ。
ノラ・ジョーンズ。
そう、あの大好きな歌姫ノラが主演女優なのです。
あの声が、歌ではなく言葉を奏でるのです。
魅力的な顔立ちが、より魅力的に見えるカメラワークに、何度うっとりしたことか。
ジュード・ロウでなくても、キスしてしまいたくなりますよ♡
それから、ナタリー・ポートマン。
父親からの愛情を素直に受け止められない不器用な女性を、誠実に楽しみながら演じていました。
あのまっすぐな視線は、今作品でも健在。
あの目でまっすぐに見つめられたら、もうタジタジですね。
相変わらずの美しさ。ホント、私は「レオン」の時から彼女の顔が大好きなのです。
そしてもうお一方のレイチェル・ワイズ。
映画を観ていた時に名前をど忘れしてしまい、苦笑してしまいましたが、「ナイロビの蜂」のあの女優さん。
出て来ただけで、場を圧倒するオーラ。
どんな役をやっても、人として女性として誰もを振り向かせ夢中にさせてしまうこのオーラは圧巻です。
美しかったぁ〜♡
異なる魅力を持った三人の女性たちに、すっかり魅了されてしまいました。

それから、男優も。
そう、キュートなジュード・ロウも大好き♡
なんてキュートで素敵な役を演じているのでしょうね。
ホント、まいっちゃいます。
「対岸で待っている人次第」という最後のノラの台詞がぴったりの彼。
こんな彼が待っていてくれるのなら、少し遠回りをして道を渡りたいと思っちゃうのは、私だけではないはず。
少々危なっかしい足取りの自分だけど、自分を見つめて、周りを見つめて、もう少し「人を信じること」と「人を愛すること」をいくつもの知らない土地のいくつもの新しい人間関係の中で五感を通して考えてみたいな・・・なんて思ってしまいました。

監督、俳優だけでも、もっともっと語りたい映画ですが、忘れていけない音楽。
ウォン監督の映画音楽は、いつもとても素敵なのですが、今回もたーっぷり聴かせていただきました。
ノラ・ジョーンズはもちろんだけど、一番の収穫は何と言ってもライ・クーダー。
ライ・クーダーの「偉大なインストゥルメンタル」=「豊かな一本のライン」が、全編を通して、映画を主人公のエリザベルを、そしてアメリカという国を、紡いでいるような、そんなイメージを受けました。

観終えると、やっぱりというか、予想通りというか、「ブルーベリーパイ」が食べたくなっちゃいました。
しばらくすればきっとDVDが出るでしょう。
ご覧になる際は、必ず「ブルーベリーパイ」をご用意くださいね♪
コレ、重要なポイントですよぉ〜♡
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by 1193ru | 2008-04-29 21:44 | MOVIE

鎧熊

映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を観て来ました。
大きい、大きいとは思っていたけど、ニコル・キッドマンの長身には、ホント驚きました・・・・って見所はそこではないんですけどね。
最初、主人公のライラがかわいくなくて(見た目ではなく性格が)少々気持ちが入らなかったのですが、「ダイモン」という動物(人の魂が動物の姿となって、肉体と魂が別々にあるのが、この映画の世界)がかわいくてグングン引き込まれてしまいました。
(ちなみに、私のダイモンは雪豹だそうです。HPで調べることができます)
ダイモンを含め、この映画にはたくさんの動物が出て来ますが、何と言っても「鎧熊」が一番かわいい!
文字通り鎧をつけた熊(巨大シロクマ)で、鎧熊はダイモンではありませんが、ライラを支えるヒーローです。
映画館のショップには、鎧熊のぬいぐるみがありました。すごく欲しかったのですが、諦めて帰って来ました。

この映画は、三部作の一作目とのこと。
「ロード オブ ザ リング」をはじめ「ナルニア国物語」等、最近こういう構成の映画が多いですね。
春・ゴールデンウィーク・夏・冬・・・・季節毎に観る物が多くなってしまい、楽しみやら出費がかさんで困るやら。
でも、年齢問わず家族で一緒に観られる映画ばかりなので、うれしいですね。

さて、お次は何を観ようかな♪
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by 1193ru | 2008-03-02 19:48 | MOVIE

L change the WorLd

昨晩は、「L change the WorLd」を観て、せつなくなっちゃっいました。
「デスノート」とは違って、とってもせつない映画でした。
主人公の存在がせつない。
天涯孤独、死期が迫っていてタイムリミットを本人が知っている、どうしようもないくらい生きる事が不器用、自分ではなくて全身全霊存在自体が「人のため」・・・・etc
ホント観ていて困っちゃうくらいLがせつなくて、「これは映画だ」と言い聞かせてもせつなさが止まらない映画でした。
映画にせつなくされるなんて、私の感性もずいぶんと資本主義経済やショービズに手なづけられたものだと自嘲気味に考えようとしても、どーにもこーにもせつない映画なのでした。
で、エンディング。
もうホント困っちゃいました。
Lenny Kravitz の曲が、ハマるハマる。
松山ケンイチのうしろ姿の残像に、ハマるのなんのって。
クレジットが延々と続いた後、前回「デスノート」で観たL最後の瞬間の映像が流れ、おしまい。
はぁ〜・・・せつない。

確かに観て良かったなと思う映画だったけど、「おもしろい」というよりも「せつない」映画でした。
環境保護団体が狂信的な思想の持ち主に利用されるところや、グリーンピースや駒沢大学の映画研究会が協力となっていたところ、Macがいっぱい使われていたところ、日本にはないP4の施設セットが登場するところ・・・数えきれない程の見所がいーっぱいの映画でした。
が、やっぱり一言で言えば、「せつない映画」でした。

Lがせつないです。
ワタリ亡き後、ますますLの存在がせつなくて、ホントまいったな、という映画でした。
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by 1193ru | 2008-02-11 17:23 | MOVIE
昨日、おとといと、仕事の合間に久々に髪を切ったり、映画「Once ダブリンの街角で」を観たりしました。
DVや被害女性のことを考えたり対応する時間が長くなってきたので、少し違う視点や刺激を入れることで、さらに思考や行動の加速を狙っている自分が無意識にいることに、昨晩気がつきました。
人間っておもしろいものですね。

昨晩もその前も帰宅して、延々3時くらいまで講座のことや青森のことを考えたり、思考を文字化したりしています。でも、まだまとまらないことがいくつかあり、相変わらず多少ボーッと、多少ぼんやりと、多少アセリと、それから何かこうじわじわとした面白味を感じています。

明日から始まる、DV・デートDV被害女性向けの連続講座には、定員を超えるお申し込みを頂戴しています。
企画した者としてはうれしい限りなのですが、でも手放しで喜べることではありません。
それだか被害女性がいるのだということ。
これだけのニーズがありながら、手つかずだった仙台や東北の状況。
今後やるべきことが、本当にいっぱいあるのだとあらためて痛い程感じています。

やっぱりライフワークとしてがっちり取り組まなくてはならないことなのだと、再度認識。
たぶん、こんな人間が仙台に数人いてもいいんじゃないかなと苦笑したりして、今朝はいます。
テレビからアリシア・キースの歌声が流れて来ます。
彼女は、ビッグイシューの表紙も飾ってくれた歌姫。
そういう理由だけではなく、私は彼女が好きです。

そうそう、映画「Once ダブリンの街角で」のヒロインもビッグイシューを売っていたっけ。
すごく感じさせることの多い、でも、それがとても自然で押しが強くなく、おさえた描き方がすばらしい映画です。
「暮らす」「生きる」「人とつながる」ということに関して、もうひとつ引き出しが増えた気持ちがしています。
全編を通してしずかにたしかに流れているさまざまなかたちの愛情にふれ、自分がいかにたくさんの形にはならないでもたしかにそこにある愛情の中で生かされているのかを思いました。
先日観た「Always 三丁目の夕日」とはまた違う手法で、人間関係の中に流れる愛情を感じさせる映画でした。
ご覧ください。

さぁ、金曜日ですね!
今日も一日楽しみましょう♪
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by 1193ru | 2007-11-30 09:31 | MOVIE

肩の力を抜く方法夜

夏の夕暮れ時に、車を走らせるが好きです。
昼の暑さの余韻を残した湿度の高い空気に、田んぼの匂いや潮の匂い、花火の匂いなど、この時期ならではの匂いが混じり合っていて、それを窓を全開にして走りながら楽しむでなく、でも、鼻いっぱいに(胸じゃなくて「鼻」)嗅いで車を走らせるのが、好きです。
一年を通して、大気が一番人間くさくなるのが、夏の夜。
人間のありとあらゆるモノが匂いになって立ちこめているような、そんな大気。

今晩は、そんな中、車を飛ばして映画を観てきました。

観たのは「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」。
「オーシャンズ13」と迷ったけど、今晩は「ハリポタ」を観ました。
ストーリーは観てのお楽しみにしてください。
よく、つまらない映画は、なかなか終わらなくて長く感じてしまうことがあるんですが、今回は、おもしろいけどとっても長く感じました。不思議ですね〜。
終わった時、もう、次が観たくて観たくてしかたがなくなって、「あれ、これって禁断症状みたい」と終わったばかりのスクリーンを前に思ってしまいました。
100分の1くらいのコマで何か催眠効果というかすり込み効果でも仕込んであったの?!と思うくらい、もう、次が観たくて観たくてしかたがありません。
関係者のみなさま、ダニエル・ラドクリフくんの成長が早いんで、さっさと次作らないとダメですよ。もうあっという間に、大人になっちゃいますよ。
だから、お願い早く次観せて!・・・・って感じです。

次は、「オアーシャンズ13」か?!と思ってロビーでぼんやりしていたら、上映映画情報が、ロビースクリーンでやってて、あらまぁ、私のお気に入りの「NARUTO」もやってるじゃないですか。こりゃまいったな。近々また来ないと・・・と苦笑しちゃいました。

そうそう、「鴨とアヒル〜」の原作者・伊坂さんの小説が、また映画になるんですね。金城武さん主演で、その予告もやってました。
伊坂さん、凄いですね〜。
地元人としては、うれしいし、楽しみだし、鼻高々だし、すっごく待ち遠しいです。

ここ数日、過去の出来事を思い出しいや〜な気分が広がって、それを整理したり、なぜか一日のいろいろな出来事を通して塩沼亮潤さんの一言一言を思い出して再理解を図ってみたり、一人体制の相談室の運営にやっきになっていたら、なんだか肩に力が入ってしまっていたみたいです。
はぁ〜、しんどかった!
そこで今晩は、映画&夜のドライブで、肩の力をいい感じに抜いてみました。
あとは、「脳トレ」して寝るだけです♪
そして明日からは、土曜日の夏祭りを前に、準備に燃えるのだっ!!

あぁ、こうやってみると、なんだか私、とっても充実した毎日を送っているみたいです。勝手気ままに、生きさせていただいてます。ありたいことです。

ということで、ステキな夢を楽しむ時間になりました。
みなさま、また明日お会いしましょう♪
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by 1193ru | 2007-08-09 22:38 | MOVIE

そういえば・・・

先週、大好きな映画監督イザベル・コイシェの映画「あなたになら言える秘密のこと」を観た。

主演がサラ・ポーリーだとか、ペドロ・アルモドバルが制作総指揮の映画だとか、私的にとてもそそられる要素がてんこ盛りの映画なのだけれども、今回は、インゲ・ゲネフケ女史という実在の人物をモデルとした役がほんの少しの場面だけれどもあるという噂を聞いて、ぜひとも観たくなったのだ。
インゲ・ゲネフケ女史とは、30年以上前から世界の拷問被害者の社会復帰を進める運動に携わっているカウンセラー。とんでもない凄いカウンセラーであり、アクティビストの女性だ。
どうしてそんなカウンセラー役が登場するのかというと、サラ・ポーリー演ずる女性は戦時下に自国の軍からも国連軍からも長期間にわたりレイプを受けた過去を持つという設定だからだ。

今回もイザベラ・コイシェ監督の演出は、本当に幾重にも解釈ができる深いものだった。まるで、カウンセリングの中にいるかのようだった。おかしなたとえで申し訳ないけれど、クライエントの息づかい、言葉、動作から何通りもの理解や分析が広がるように、向き合えば向き合う程、深く、濃い映画だった。
そして、やっぱりカウンセリングのように、そこにただただ寄り添う−それが観る者にとって期待された(?)託された(?)最善の理解・行動のように感じる映画でもあった。

筆力がないばかりに稚拙な表現しかできずに、無念!

サラ・ポーリーは、ユマ・サーマンに似ていると常々思っていたけれど、ユマに比べやはりとても政治的な存在だ。
彼女は、その美しい容姿で名子役からアイドルになることもできただろうに、子どもの頃からの数々の政治的な発言で、自らその道からドロップアウト。政治デモに参加し、前歯を2本も折るという、とんでもない武勇伝もあるとか。そのことについて「世界中でとてもひどいことが起こっていて、そのひどい状態をなんとか止めるために世界の一部として活動しているだけなんです」と答えているが、この一言で私はノックダウンされた。そうそう言えないセリフだよ、コレは。
今回の役についても「心の傷をきちんと表現するという責任を重く感じ、恐ろしくもありました」と答えている。とても率直で誠実なコメントだと思う。

あぁ、世の中には凄い女性がたくさんいるものだ。
あらためて、そう思わずにはいられない映画だった。
勇気ある方は、ぜひご覧ください。
勇気がなくとも、ぜひどうぞ・・・・・。
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by 1193ru | 2007-02-18 16:43 | MOVIE
あぁぁぁ〜〜〜っ!!
今晩のうちにUPしたい映画があって、もの凄いスピードで殴り書きしていたら、あまりの乱暴さにMacが辟易したのか、全部消えてしまいました。
あぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!
書き直しなんて出来そうもありません。
取り急ぎ、以下、お勧めです。

ハイチの貧困から立ち上がるための希望・バナナペーパー!日本人外交官・幸子(NGOハイチ友の会の代表の方と同じ名前でびっくり!偶然?それとも・・)がバナナペーパーを実現するために奮闘する「ミラクルバナナ」
数年前に「ミラクルバナナ」という全てバナナペーパーで作られたバナナペーパーができるまでを描いた絵本を偶然購入した私は、それ以来、あのあったかみのあるバナナペーパーがお気に入りです。ハイチ友の会が扱う、バナナペーパーのカードも宝物です。
そのせいか、この映画はどうしても観たかった一本。
聞けば、この映画の監督もどうもその絵本からこの映画を作ったとか・・・・。
とても素敵な絵本です。機会があったら映画と併せてご覧ください。
ちなみに、仙台では仙台フォーラムで明日まで。上映時間は14:20の一回のみ。
ハイチの景色がきれいな映画のですが、冒頭の下地勇さんと思われる方が歌う曲を含めた数曲の流れがとてもGood!でした。
監督があれもこれも見せたいという気持ちが大きいためか、あれこれ伝えたいことを挿入し過ぎの感があり、全体としてのっぺりとした印象が・・・・。でも、主人公役の飄々とした演技と、そこにいるだけで映画の格が数段UPしてしまう緒方拳の存在が良かったです。

それからもう一本。さっきZepp Sendaiで観てきたばかりの「Ruffn' Tuff」
こちらは同じカリブ海に浮かぶジャマイカが舞台。レゲエのルーツを辿るドキュメンタリー映画です。いやぁ〜、もう、本当に何と言ったらいいのかわかりません。そのくらい音はもちろん映像も何もかもが最高にカッコイイ!!
監督がOVER HEATの石井志津男さんですから、音楽が最高にカッコイイのは当たり前なのでしょうけれど、でもでも、本当に素晴らしい映画です。
カメラワークも最高にイイ!!1コマ1コマが、素晴らしく美しく最高にカッコイイのです。センスがいいなんてもんじゃないですね。
それから出てくるミュージシャンがこれまたホントに素晴らしいオジサンたちなわけで。Gladstone "Gladdy" Andersonに焦点を当てるなんて、粋です。ホント、ホント、良かったです(涙)
レゲエ、スカが大好きな私には、気持ちよくて、気持ちよくて・・・・。
「Just Like A River」にもう、う〜〜〜っとり。
また観たいのですが、この映画の上映予定は仙台ではないみたいです。どなたか上映予定をご存じでしたら、教えてください。もしくは、どなたか仙台で上映してくださいよぉ〜〜。○ェルの△根さま、お願いしますよぉ〜〜。
そうそう、これまた大好きな映画「ジャマイカ楽園の真実」と併せてご覧になると、凄くいいと思います。で、欲を言えばDETERMINATIONS(高津直由さんも映画に出てたし)のLIVEも併せてのイベントだったら、もう何も言うことなしだと・・・・欲張り過ぎですかね。

ということで、只今、DETERMINATIONSを聴いております。
ちょっと乱暴な文章ですが、取り急ぎ・・・・
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by 1193ru | 2006-12-08 00:56 | MOVIE
昨夕、大雨の雨宿りもかねて、会議の合間に時間ができたので映画「トンマッコルへようこそ」を観てきました。
実は、ほとんど韓国映画を観ない私。あの「冬ソナ」あたりの韓流の盛り上がりに引いてしまい、ほとんど観なくなってしまいました。
以前は好きな監督が何人もいたのに・・・・
ということで、久々の韓国映画。
でも、音楽は日本の久石譲氏。
どんな映画になっているのか、ワクワクしながら、土砂降りの中、仙台フォーラムへ走りました。

この土砂降りが、すでに映画の始まりだったのかもしれません。
ギリギリに映画館に着き、席を温める間もなく上映。
あっという間に秘境トンマッコルの自然に包まれました。
どこまでも水色で美しい空と豊かな緑の大地。
そこに住む人々の淡くやさしい色合いの装束。
対照的に、いかめしい軍服を着た6人の兵士。
トンマッコルの村民は、唯一「学識者」の寺子屋の先生以外は銃も手榴弾も軍隊も戦争も知りません。
なので、銃を突きつけられようが、手榴弾を見せられようが、
「あの人たち、何怒鳴ってるんだ?」
とひとこと。
銃や手榴弾を使った暴力に対する脅迫・支配も、畑を荒らす猪をどう退治するかという大問題の前にはただただ無力なのでした〜(笑)
このシーン、考えさせられました。
なるほどな、と。
考えることが山積みの今日この頃、このシーンは、どうもそれらに一石を投じるものがあるように感じました。
それから、軍人のひとりが村長に尋ねるシーンも考えさせらるシーンのひとつ。
軍人が「あなたは力を使わずに村人を上手くまとめている。どうやっているのか?」みたいな質問をします。
すると村長は「たくさん食わせる」とひとこと。
村人が衣食住に満足することで不要な欲に走らず、心身安定したしあわせで豊かな毎日を過ごせる。長たるものは、衣食住を村民にしっかり与えることで村人をしあわせにしまとめているというわけらしい。
なるほど、なるほど。
力や支配じゃない、リーダー力。
それから、メインキャストのひとりの女の子は、知的しょうがい者役なのだが、この村での彼女の存在も考えさせられるところがありました。

憲法9条改憲、教育基本法、愛国心等。
日々、考え行動しないとならないことがいっぱいあります。
私は、確かにある意味衣食住に足りているけれど、こころの安定はまだまだ当分得られそうもないように感じます。
この映画は、そんな私に気づかせてくれるものがとても多いのです。

人間のしあわせは、とてもシンプル。
ここまで世の中、大きく複雑化してしまうと一筋縄ではいかないけれど、でも、本当はしあわせはシンプルなのだと、あらためて思います。

外に出ると、更に激しい土砂降りでした。
それでも、傘をさして水たまりを避けながら走る私は、何かとてもしあわせですこしばかり勇気と力強さを得ていました。
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by 1193ru | 2006-11-21 08:44 | MOVIE

蟻の兵隊

昨晩、ドキュメンタリー映画「蟻の兵隊」を観ました。
本当は、昨晩のうちにブログにupしたかったのですが、あまりにもすごい映画で書けませんでした。
今朝になってもまだ難しい状況です。
ジェーン・カンピオン総指揮の「めぐみ」もたぶんすばらしいドキュメンタリー映画になっていると予想しているのですが、この「蟻の兵隊」もすごいのです。
今年の邦画ドキュメンタリーでは、最高の映画に違いないです。
断言しちゃいます。

憲法を
平和を
戦争を
人権を
考えたり活動をしている方には、ぜひご覧ください。
子どもや女性、しょうがい者、高齢者・・・・対象者が異なっていても人権分野で活動や仕事をしている方は、ご覧になるといいと、本当に心から思う作品です。

戦争をしっている世代の方も
戦争をしらない世代の方も
これは観るべき映画だと、私はかなり勝手に強引に思っています。
観る方によって捉え方は異なるでしょうけど、でもでも、「戦争が人間に何をしたか」だけでも十二分にわかる映画です。

仙台では、フォーラムで上映しています。
ぜひご覧ください。
できれば、仲良しの方と。
そして映画の後に語り合ってみてください。
大きな変化があなたとそしてその方の中に発見できると思います。
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by 1193ru | 2006-10-28 07:48 | MOVIE

フラガール

しばらく前、映画「フラガール」を観てきた。
東北人にはおなじみの「常磐ハワイアンセンター」のオープン前夜を、フラに挑戦する女の子と指導者の女性を中心に描いている。
NHK「プロジェクトX」でも取り上げられた同センターの誕生原因には、石炭から石油へのエネルギーの移行が大きい。
何代も炭坑で生きてきた人たちが、生き残りをかけてセンター設立に挑む。
そこには厳しい葛藤や別れがあり、観ていて何度も胸に熱いものがこみ上げた。
絵に描いた成功や幸せだけではなく、粉雪のようにひっそりと悲しみや苦しみ、辛さが映画のそこここにうっすらと積もっている。

生き残りたい。
幸せになりたい。
その思いを胸に、親と決別しても自分のために、家族のために、地域のためにフラに挑む女子高生。
こんな生活から抜け出したい。
強く胸に秘めフラに挑むも親に反対され暴行を受ける女の子。
子どもの将来を考え、フラを勧めた父親が炭坑で亡くなる女性。
子連れでフラに挑む女性。

全編通して、松雪泰子さんがすばらしかった。
あの美しい顔をクチャクチャにして、泣くわ怒鳴るわ笑うわ戦くわ。
すごかったぁ〜。
彼女のスタイリングもすばらしかった。
服、小物の全てが、すばらしかった。
スタイリストがサブを含め3人もついていたようだ。
しかもトップスタイリストは、安野さん。
納得だ。

そうそう、南海キャンディーズのしずちゃんもすごかった。
すごい化け方をしたものだ。

なかなかいい邦画に出会えたな、と思った。
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by 1193ru | 2006-10-24 10:18 | MOVIE