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カテゴリ:DV( 267 )

昨日で「仙台女性へのこころのケア講座」も、11回目が終了しました。
来月が今年度の最終回。
4月からまた始まりますが、「一区切り」が目前に迫っています。
昨日の講座でご質問を受けましたので、簡単なお返事です。

■個人カウンセリングや相談のご依頼について
   今年度、私はカウンセリングと個別相談はしていません。
   4月以降については未定です。
   講演や講座終了後の立ち話的なご対応しかできていません。ごめんなさい。
   以下、仙台市内でDVや離婚・虐待・人間関係・夫婦関係等に関する
   お勧めの相談機関をご紹介します。
(1)電話相談(全国どちらの地域からでもご利用できます)
   仙台女性への暴力防止センター・ハーティ仙台 022-274-1885
    月~金曜日 13:30~16:30
    第1~4火曜日 18:30~21:00
   みやぎ男女共同参画相談室 022-211-2570
    月~金曜日 8:30~16:45
(2)面接相談
   せんだい男女共同参画財団エル・ソーラ仙台相談支援係
    (主に仙台市内に在住または仙台市へ通勤をしている方対象)  
    予約電話番号 022-268-8302 
   みやぎ男女共同参画相談室(宮城県内に在住の方対象) 
    予約電話番号 022-211-2570 
(3)カウンセリング
   フェミニストカウンセリングルームin仙台 
    予約電話番号 022-268-1670 
   ウィメンズカウンセリングいずみ 
    予約電話番号 022-727-5455
   大崎市まちづくり推進課
    予約電話番号 0229-23-5069 
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by 1193ru | 2010-02-21 12:55 | DV

DVに詳しい弁護士@仙台

「DVに詳しい仙台の弁護士を教えて欲しい」というご質問がありましたので、弁護士の探し方についてお伝えします。

オーソドックスな弁護士の探し方は飛ばします。
「DVに詳しい」というところに特化してお伝えします。
仙台であれば、以下のところで手がかりがつかめます。

1.DVに詳しい女性弁護士が一堂に会して無料で相談にのってくれる「女性のための離婚ホットライン」(年2回開催。DVと離婚に詳しい女性弁護士による無料の面接相談を開催)へ出かけて相談する。
2.ハーティ仙台主催のDVと離婚の話し合いの場「しんこきゅうタイム」へ参加して情報を収集する。またはハーティ仙台の電話相談で相談する。ハーティ仙台は、発足当時からDVと離婚に詳しい弁護士が参画している団体。
3.宮城県庁内「みやぎ男女共同参画相談室」の無料法律相談を利用してする。同相談室の無料法律相談は、家事事件に詳しい女性弁護士(複数名がローテーションで各回1名担当)が担当している。


次に、弁護士の選び方は、こんな手順をお勧めしています。
1.2~3人の弁護士に面接相談(有料・無料問わず)の予約をとる。

2.自分の聞きたい質問を同じように投げかけアドバイスをもらう。

3.「先生に依頼した場合、私のケースはおいくらくらいになりますか?」と思い切って弁護士報酬をうかがってみる。

4.その場で契約をお願いせずに、質問の答えと弁護士報酬額等を持ち帰り、気持ちとお財布と一緒に一晩よーく考える。

5.それから依頼&契約。

ようやく弁護士を見つけて依頼したところ、万が一断られた!!…という場合は、その弁護士に「DVに詳しい弁護士を紹介してください」と言ってみてください。

ご参考になるといいのですが…。
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by 1193ru | 2010-02-19 00:20 | DV
「私に何ができるでしょうか」というご質問が来ましたのでちょっと書いてみますね。

■地域で「私」ができること
・近くの小中高校で、DVやデートDVの講演会を企画・実施する
  PTAで企画・実施する方法と、学校に呼びかけてしてもらう方法があります。
  石巻の事件が起きたばかりですので、ぜひ学校へ働きかけてみてください。
  講師情報は、行政や教育委員会に問い合わせてみてもいいでしょう。
  栗原市・大崎市・大和町・名取市・登米市・石巻市・仙台市・
美里町等の市(町)役所担当課(男女共同参画課、子ども家庭課、教育委員会
あたり)は講演を企画・実施した実績があるので何人かの講師を知っているはずです。
  民間では仙台女性への暴力防止センター・ハーティ仙台へご相談ください。
講師紹介をしてくれます。
・行政が作っているパンフレットを小中高校で配布をしてもらう
  仙台市では毎年新学期に市内の小学生全員に性暴力防止とDV・デートDV防止の
パンフレットを配布しています。また、最近では宮城県はデートDVのパンフレット
を作りました。現在、仙台市もデートDVのパンフレットをハーティ仙台と一緒に
作っています。必要であれば宮城県と仙台市に「ゆずって欲しい」と問い合わせて
みてください。
・知り合いの医院や美容院へパンフレットの配置をお願いする
・近くの公民館やコミュニティセンターで講演会や勉強会を企画・実施する
  公民館やコミュニティセンターの貸室料は格安です。講師料は講師と交渉してみて
ください。格安でお願いできるはずです(交通費だけで講演をした経験は私も先輩
も何度かあります)。
  お寺や教会での講演会・勉強会もいいと思います(私も何度も経験があります)。

■親としての「私」ができること
・上記のように講座や講演を「PTA」や「父母の会」として企画・実施する
・パンフレットを入手して、わが子に伝える
・わが子と一緒に子ども向けの暴力被害予防講座へ参加してみる
  仙台市で時たま、母子家庭のお母さん向けのイベント内でやります。子ども向けの
暴力被害予防講座の講師については、仙台市男女共同参画課かせんだい男女共同参
画財団、仙台女性への暴力防止センター・ハーティ仙台へご相談ください。

■個人の「私」ができること
上記のほかにこんなことができます
・勉強会や講演会へ足を運ぶ
・関連書籍を読む
・DVや虐待に関する団体やグループで活動する
  宮城のお勧め団体は以下3つです。
  どの団体も長い実績があります。
   キャプネットみやぎ(児童虐待関係)
   チャイルドライン(子ども関係)
   仙台女性への暴力防止センター・ハーティ仙台(DV・性暴力被害の女性と子ども関係)

ご参考になるといいのですが…
また何かありましたらお問い合わせください。  
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by 1193ru | 2010-02-13 08:21 | DV
穏やかな土曜日の朝。
家族は早々と出かけました。
今朝の一杯目は、玉露。
やさしい温かさと甘み、そしてほんのりとした苦みで目を覚ましました。
お茶をゆっくり飲んでいたら、朝日が上がってきました。
白みがかったオレンジ。
まだまだ気温は低く、太陽の温かさを感じるには至りません。

昨夜は石巻のDV殺人について知り合いと意見交換を遅くまでしていました。
警察発表もマスコミを通して知る情報もどれも断片的で、日に日に扱いが小さくなって行っています。
このような事件が起きるといつも思うのですが、新聞紙上でDVについてしっかり特集を組んでいただけないものでしょうか。
テレビじゃなくて、新聞で!
テレビでは効果音を使ってドラマ仕立てで取り上げるところが多く、間違った解釈で取られてしまうことがよくあります。
新聞であれば、後々残るものですから、ぜひ特集を組んでいただけないでしょうか。
カラ―の図式入りでDV被害者の心理やDVのサイクル、加害者について、それから誰にでもできる支援法、予防教育等をしっかり伝えていただきたいのです。

それから、教育委員会で県内中高校で一斉にデートDVの予防教育をして欲しいと思います。
この事態からしてもう急務ですよ。
学校の教諭が力を合わせて細々と私たちのような者を呼んでやっている場合ではないです。
教育委員会が号令をかけて一斉にやらなくては教育いが行き届きません。
折しも予算消化の時期ではありませんか。
残った予算でやれるだけやってください。
特に石巻地区で。
自分たちの住む地区でどうしてこんなことが起こったのか。
同世代が殺され、また、同世代が殺人者になぜなったのか。
付き合っていて赤ちゃんまでいた関係の中で、なぜ殺人や誘拐が起きたのか。
困っていても警察は助けてくれないのか。
頑張っていたお姉さんがどうして殺されるまでの恨みをかっていたのか。
たくさんの「?」が中高生の頭の中に生まれているはずです。
その保護者の方たちに同じだと思います。
そして、たくさんの教諭も。

宮城県には何十年もDVとデートDVに関わる活動をしてきた団体がひとつあります。
これまでの講演・被害者支援実績は、全国レベルでの評価を受けています。
ポッと出の団体や活動家ではなく、何千人・何万人という被害者の支援を何十年もしてきた団体なのです。
その経験・ノウハウを利用しない手はないです。
同じように、宮城県には全国屈指の加害者心理の研究者もたった一人います。
それから加害者のグループミーティングを運営する虐待の専門家もたった一人います。
加害者の心理を知っているからこそ、ハイレベルな予防教育ができる方たちです。
さらに、宮城県にはこれまた全国屈指のDV事件のスペシャリスト弁護士が何人もいるのです。
宮城県…というか仙台市が擁するハイレベルなDV・虐待専門家の数は、正直全国でも類を見ない充実ぶりです。
遠くから専門家を呼ぶよりもローコストで、日本を代表するDV専門家の話が聞けるのは、地方都市では稀です。

仙台市の奥山市長に「DV・虐待"0"都市宣言」をして欲しい。
宮城県の村井知事に「DV・虐待"0"県宣言」をして欲しい。
と強く願っています。
これ以上、子どもたちが暴力にさらされ、落とさなくてもいい命を落としたり、つかなくてもいい傷がつくのは大人として見過ごすことができません。
もちろん、大人がそのような暴力に巻き込まれ、命を落とすことだって同じです。

できることはたくさんあるのだから、動きましょうよ。
一人が一歩ずつ前に出るだけで、大きく変わることがたくさんあります。
でないと、今回の事件で亡くなった方たちは浮かばれないのではないでしょうか。
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by 1193ru | 2010-02-13 07:58 | DV

モラルハラスメント

パートナーからのモラルハラスメントに悩んでいるという方からご連絡がありましたので、この機会にモラルハラスメントについてちょっと書いてみますね。

パートナーからのモラルハラスメントは、DVの精神的な暴力(言葉の暴力やほかの暴力に含まれるという考え方もある)に含まれると考えられます。
「DV」でも「モラルハラスメント」でも「いじめ」でも「暴力」でも、どれでも自分の被害や状況にしっくりくる言葉を使えばいいと私は思っています。
自分の身に起きている状況に気が付き、その状況に名前がつくということは、離脱や回復の大きな第一歩になるからです。
「モラルハラスメント」という言葉を使う方は、もしかしたら「私はDV被害者とは違う」「私の受けているのは暴力ではない」と考えているのかもしれません。
もちろん、その逆もありです。
その言葉を選び使うこだわりが必ずありますから、それをご自信で理解しておかれるといいと思います。
傷がどこにあるのか、どんな風に痛むのかがよくわかりますから…。
以前、私が担当をした数人の方は「モラルハラスメント」という言葉をお使いになりました。
継続面接の中で、その方たちが「DV=激しい身体暴力」ととらえていることがわかりました。また、中には「DV=悲惨」というイメージを強く持たれていた方もいて、「私はそんなに悲惨ではない」と考えることで辛い状況の中でもご自分を支え立たせていたということがわかりました。

モラルハラスメントをする人は、年齢・国籍・職業・収入・社会的地位等に関係なく存在します。
DVの加害者像が書かれている本がいくつもありますので、ご覧ください。
これまで私や私の仲間が支援をしてきた被害者の方のパートナーの職種は、多種多様です。
社会的地位が非常に高いと言われている職業の人、人権に関わるお仕事をしている人、そしてDV被害者に関わるお仕事をしている人もいました。
全国どこの被害者支援組織でも同じですね。
要するに、何度も繰り返しになりますが、加害者はこの社会の至るところにいるということです。

さて、このモラルハラスメントですが、どこに相談したらいいのかとのご質問をよく受けます。
各都道府県の女性センター…と言いたいところですが、多くはDVの中でも特に身体的な暴力を専門としているので(もちろん女性への他の暴力も専門なのですが)「モラルハラスメント」と言ってしまうと対応がイマイチになってしまうことがたまにあるようです。
「DVの精神的な暴力」と言ってご相談になるといいかもしれませんね。
各都道府県の法務局で設置している人権擁護委員による相談窓口もしかりです。
男女共同参画センターのようなところだと、他に比べ「モラルハラスメント」が通じやすいかもしれません。
より適切な相談対応を求めるのであれば、「モラルハラスメント」という言葉が通じにくいと感じたら「精神的な暴力」「言葉の暴力」等と言い換えるのも手です。

私は宮城県に住んでいますが、モラルハラスメントの相談は以下の相談機関をお勧めしています。

・せんだい男女共同参画財団 エル・ソーラ仙台 相談支援係(面接相談・託児付)
・みやぎ男女共同参画相談室(電話相談・面接相談)
・仙台女性への暴力防止センター・ハーティ仙台(電話相談)

各相談機関には複数の相談員がいますので、「この人ではわかってもらえない」「理解が低い」「相性がイマイチ」と感じたら、「別の相談員さんをお願いします」と伝えてみてください。
勇気がいるかと思いますが、良い相談機関はこのようなリクエストに快く対応してくれます。

さて、私個人へのご質問も寄せられているのでお答えしますね。
私は、上記の相談機関では対応に出ていません。
昨年春までは上記のすべての機関で何らかの形で相談対応をしていました。
現在は、個別の電話と面接とメール相談は、ごくたまにしか受けていません。
ほとんど地方巡業に出てまして(笑)
モラルハラスメントに関しては、講演・講座でお話させていただいています。
今年も6~8月頃に仙台でモラルハラスメントの2時間の講座をする予定になっています。

お問い合わせのお答えになったでしょうか?
また何かありましたらご連絡くださいね。
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by 1193ru | 2010-02-12 23:05 | DV

昨日から今朝

昨日の講座は無事終了。
「3×6」もしっかりお伝えでき、好評をいただいた。
よかった。
ホント、よかった。
少しでもこれからの生活や気持ちの立て直しに使っていただけたらうれしいし、ご本人の気持ちに沿った生活になれば何よりだから。
昨日も参加の皆様にこのブログのことを教えた方がいいのかな…と思ったりもしたけど、やっぱり昨日もお伝えしないまま帰路についた。
トラウマケアのツールがいっぱいつまったブログでも開設しようかな。
それともこのブログでやっていこうか…まだ迷っている。

昨日は、正直ヘトヘトだった。
講座では、暴力加害者について90分話し続けた。
加害者分析とそんな加害者からどうして被害者は離れられないのかというところをかなり突っ込んで話した。
脱力系に見える私だけど、昨日は脱力系を装いながらも結構力が入っていた。
だってもうこれ以上誰にも、暴力被害に遭ってもらいたくないから。
一人でも多くの人に暴力とは無縁の生活を送ってもらいたいから。
話したいことは山のようにあって、それを90分に納めるのはとても大変だ。
気持ちが前のめりにならないように気をつけながら、参加者のニーズをその場で掴みつつ「山」からポイントを掘り出し話す。
講座の後は、4月からの講座の打ち合わせ。
こんなにも重要なテーマなのに、年々予算は厳しくなってきている。
財団担当者の方のご苦労は計り知れない。
母体の仙台市の担当者の方も相当苦労していることだろう。
でもだ、もっと被害者支援・トラウマケアを進めないと。
貧困が叫ばれる社会では、様々な暴力が凄い勢いで増えて来ている。
DVや性暴力だけではない。
虐待もいじめも。
詐欺だって暴力だ。
マスコミを賑わすニュースには、必ず加害者(犯人)と被害者がいるわけで。
マスコミに出ない暴力ケースの方がずっとずっと多く、そこにももちろん両者は存在する。
被害者をもっとケアしたり、事件を未然に防ぐ教育に力を注がないと、10年・20年・30年先の日本は暗い。
経済の立て直しと同様に、人のこころの手当と教育を強力に進めないとこの国は潰れる。
鬼になって誰に何と言われようが予算をここに集中させないとこの国の未来はないだろう。
…大口を叩いてしまったけど、そう思う。
みなさんはどう思っているのだろう。

講座と打ち合わせの後、昼食と夕食を兼ねた軽食を取った。
そこで石巻の事件を知った。
被害者の方は高校でデートDVの教育を受けているかもしれない。
私の先輩がたしか以前デートDVの講演でうかがった高校の出身だったような気がする。
だからこそ、その方は警察へ相談に何度も行っていたのではないだろうか。
流れるニュースを見ているとなんだかそんな気がしてしかたがない。
違っていたらごめんなさい。

こんな活動をしていると、警察の対応についていろいろな考えが浮かぶ。
家宅侵入をしていることがわかった時点で、次女さんではなく家長もしくはその家族が被害届を出すという選択肢があったはずだ、迷惑行為をされたということで同じく家族が届を出すことができたはずだ、それを家族に誰か教えてはくれなかったのだろうか。その機会はなかったのだろうか、乳幼児を抱える女性へのつきまとい・暴力行為なら誰でもその危険性の高さ・離脱の困難さはわかるだろう保護施機関との連携はなかったのか、その情報提供はあったのか、DV相談の専門機関の情報提供はあったのか…etc。
マスコミからの情報だけでは、関係機関がどのように動いていたのかは全くわからない。
また、無責任な言いっぱなしになってしまうので、自分の思考を押しとどめる。
でもやっぱり頭の中で疑問が巡る。
次女さんは、DVの渦中にあったのだ。
「愛している」という言葉の下に愛情表現や暴力そして子どもがあったのだ。
混乱して気持ちが二転三転するのはDV被害者心理では常識だ。
だからこそ、DV関係からの離脱は当事者一人では困難を極める。
警察で担当刑事が被害者を囲み、宥めたりすかしたり時には恫喝して加害者との離別を迫るが、それでは難しい。担当した経験がある刑事さんたちは、この限界を肌身でわかっているのではないだろうか。
刑事さんたちの苦渋に満ちた表情を何度か見た事があるせいか、そんなことを感じてしまう。
だからこそ、理解者・支援者・支援機関がとても必要でその動きが重要で、ネットワークが不可欠なのだ。

もちろん、これから県警の中でケース検討がなされるだろう。
その際に、DVの専門家を入れて欲しい。
現場で何十年もDVに取り組み何百何千という被害者を救って来た人たちに、もっと教わればいい。
経験を官民問わずもっと共有し最優先すべきこと=命を守ることを押し進めたらいい。
残念ながら警察官も公務員。
本人の意思に関係なく転勤がある。
治安の安定や取り締まりの専門家ではあっても、残念ながらDVの専門家にはなかなかなれないだろう。
法律や条例様々な枠組みを最大限に活かして、官民の力を併せて最優先すべきことを押し進めませんか?

勝手な事ばかり書いてしまうけど、ま、自分のブログだからいいんだろうな。
本当にもう嫌なのです。
きっといいと思っている人は誰一人としていないでしょうね。
ここは日本でしょ?
治安がいいと言われている日本でしょ?
教育水準が高いと言われている日本でしょ?
そこで、暴力や貧困で命を落とす人がいるなんて、もう嫌なのです。
何度涙を流しても何の役にも立たないことは百も承知。
それでも涙が出て、苦しくなる。

昨日は本当にヘトヘト。
今朝もヘトヘト。
激しい怒りを持つと、私はヘトヘトになってしまう。
激しい怒りに心身がついていかなくなるようだ。
そんな時は、思いっきり食べてとにかく眠る。
昨晩もそう。
これでもかという程食べて、昏々と眠り続けて朝陽を拝んだ。

涙は出ない。
からだが痛い。
怒りの名残が痛みとなってからだにへばりついている。
それでもまだ怒りが強く、ヘトヘトが続いている。
鏡に写った顔は鬼だ。
眉間に深い皺がまた刻まれた朝だった。
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by 1193ru | 2010-02-11 10:22 | DV
今晩は、反貧困ネットの会議に参加。
仙台は、弁護士さんたちが中心になって活動が広がっている。
今日は、東京事務局から湯浅さんも来仙。
会議のメンバーは総勢30名くらい。
ビッグイシュー時代にお世話になったホームレス支援団体さんもご参加になっていて挨拶してここには書けない話がぽろぽろ出ちゃって苦笑しちゃいました。
ビッグイシューに関わっていたころに受けたハラスメントの数々の話なんですが、すっかり過去の出来事として整理がついていたせいか他人事のように距離を持って聞くことができました。
いやもうすっかりたくましくなっちゃって~。
愛してやまないビッグイシューの活動を手放す程のダメージだったのにね。
我ながら苦笑しちゃいました。
ほかにも懐かしい方をお会いすることができ、遅刻しつつも参加して良かったと思いました。

3月20日に反貧困ネットの全国大会が仙台で開かれます。
会場は、仙台弁護士会館。
託児もつきます。
興味深い分科会もいろいろあります。
ぜひ皆様ご来場ください。
貧困は他人事ではありません。
今この時代に生きるすべての人たちの深刻な問題です。
そして、子どもたちの未来を大きく左右する大問題でもあります。

貧困―暴力。
貧困―教育。
貧困―就労。
貧困―etc。

話し合い、力を合わせて変えていかなくてはならないことが山積みです。
いろいろなセーフティネットが作られてきていますが、今の現状にはあまりにも「ささやか」過ぎて正直、当事者から見たら「ありがたい」というよりも「みじめさ」を助長するものが多いようにも感じます。
(抽象的な表現ですみません。もっと具体的に書かないとなりませんね。仕事柄ちょっとぼかしてます)

「貧困とは無縁だ」と思われている方こそ、ぜひ足を運んでみてください。
お子さんをお持ちの方こそ、ぜひ足を運んでみてください。
私たちがもっと自覚的に強い関心を持って日々の生活をしていかなくてはならないことが、よくわかると思います。

さて、話が飛びます。
「教師からの生徒への暴力」について。
生徒たちの言動が荒くいわゆる「問題校」と言われている学校で、生徒が授業中に騒いでいたりした時、先生は生徒の「胸倉をつかんで壁におしつけて恫喝」したり「背中にケリ」を入れたり「こぶしで頭を殴る」って生徒をおとなしくするよう注意することは、OKなのでしょうか。
「先生が暴力を振るう前段階(生徒が騒ぐ)があったのだからしかたがない」
「暴力はよくないことだけど、暴力を振るわれる理由が生徒にあるからどっちもどっち」
「問題校だからしかたがない。先生も気の毒」
いろいろな意見があると思います。

でも、どんな時でも選択肢は暴力だけではないわけで。
先生には他にも選択肢があっただろうに。

見かねた生徒たちが他の先生に話したところ、ほんの数分前までは「暴力はいかなる時でもダメだ!」と授業で話していたにもかかわらず、同僚の名前が出た時点で「そこにいなかったからよく話を聞かないと判断がつかないな」と言葉を濁したとのこと。
その言葉を聞いて殴られた子は、背中と頭が痛いと保健室へ閉じこもってしまったそうだ。
この様子を見て、生徒たちは先の暴力を振るった先生といい、論を矛盾させてても暴力を振るった同僚の先生を擁護する意見を述べた先生といい、「この学校の先生は信用できない」という結論に至ってしまったという。

ちょっと視点を変えて考えて欲しい。

「生徒と先生」ではなく、「通りすがりの赤の他人の2人」だったらどうだろうか。
すれ違いざまに相手にいわゆる「ガンを飛ばした」として、それが気に入らないと殴りかかったら、大騒ぎになり警察を呼ばれるのではないだろうか。
これは、暴力が犯罪であり「暴行」であり「傷害」となるわけで、身体的な暴力があったら警察を呼ばれるのはごくごく当たり前のことだ。
なのにだ。
「生徒と先生」
DVだったら「妻と夫」
虐待だったら「子と親」
知り合い同士、何らかの因果関係にある場合、暴力が容認されたりうやむやになってしまうことがある。

話を戻そう。
「生徒と先生」の場合、生徒の言動を口頭注意で抑えることができなかったからと振るう暴力は犯罪にはならないのだろうか。
「犯罪になる」と考える人は、大げさで被害妄想チックなのだろうか。

毎日いろんな方のいろんな悩みに向き合う。
相談室を一歩出たら、私は支援者ではなく「ただの私」となって、相談をひとつひとつ思い出し検証する。

明日は講座。
いつも胸と頭にはたくさんの「?」がつまっている。
講座の中で、その「?」を言葉にし、ご参加の方へ語りかけながら考え続ける。

「正義」や「正論」は、人の数だけ、いやそれ以上存在する。
だからこそ、それを振りかざして暴力を使ってはいけない。
その先には、継続した関係性はない。
無数に存在する「正義」と「正論」。
ならばそれを言葉にして交わそうじゃないですか。
そこから生まれるものは、計り知れない大きさを伴った未来への財産となるだろう。

それではみなさままた明日☆
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by 1193ru | 2010-02-09 23:08 | DV

少し疲労

朝8時30分から18時まで、お昼ご飯を食べた15分をのぞいて、ずっと面接をしていました。
何がどうということではないけれど、少し疲れました。
明日もこんな調子です。
あ、夜は会議があったな。
東へ西へ。
南へ北へ。
移動距離が長くて、それで疲れるのかな。
それともやっぱり休憩なしで延々と相談を受けているからかな。

どちらにしても、ちょっとやり過ぎかも。
すり切れる前に休もうっと。
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by 1193ru | 2010-02-08 23:42 | DV

3×6

仙台は晴れ。
青空が広がっています。
昨日積もった雪が、輝いています。
室内からは青と白のコントラストが美しいのですが、いやいや、やっぱりここは東北。
外は北風がビュービューで、非常に寒さ厳しい日曜となってます。ハイ。

今朝は、6時前から勉強をしてます。
「勉強」…学生っぽさとまじめさが伝わる字面ですね。
勉強というか、仕事の準備と言いますか。
今朝は、暴力加害者と加害者から離れた被害者がどのような力を持つとこれからの人生がHAPPYになるのかを考えました。
細かいことは10日の講座で話しますが、ひとつ書いておこうかと思うことがあります。

暴力は、被害者が持っている様々な力を奪ったり、壊したり、弱めたりするのは皆さんご存知のことと思います。
このことは被害者の喪失感・無力感を一層強めることに繋がりますし、加害者の支配をさらに押し進めることにも繋がります。
被害者が暴力が起きることを予測したりコントロールすることは、まず無理で、だからこそ、数日先の予定はもちろんのこと数時間・数分先の予定も立てられず、これもまた無力感に繋がります。
予定が立たないということは、先が見えないことでもあり、人生に対して主体性や積極性が持てなくなることでもあります。
また、他者との約束もできない・守れないことにも繋がり、結果、社会的な孤立を進めることにもなります。

さて、ここ数年の私は、加害者から離れた人たちへ向けてのケアをテーマに活動をしています。
渦中にいる被害者への支援はたくさんありますが、生き延び・離脱した人たちへの支援はまだ少なく、しかしその重要性は非常に高いといくつもの理由から考えているからです。

今朝は、これまでの支援の中からひとつの手法を再考してみました。

加害者と一緒にいると、「予測力」「先を見通す力」が奪われる・弱まるということは先述した通りですが、離脱後はこの力が非常に必要になってきます。
離脱早期にこの力の取り戻しができれば、大きな支えになります。
でも、それは非常にエネルギーが必要でなかなか容易ではありません。
そこで、こんな思考の癖づけをすることでこの力を取り戻して行こう…ということを現場でしてきました。

名付けて「3×6(さんかけるろく)」。
あ、この名前は今朝つけてみました。
これまでは方法だけお伝えしていましたが、やっぱり何かネーミングがあった方が便利なので…。
ちょっとセンスないですが。とりあえず。
九九みたいな名前ですが、要は「”3”単位で考えてみよう!」ということです。

加害者と一緒にいるとささいなことでもいつも加害者の顔色をうかがいながら決めたり、もしくは加害者が一方的に決めることがほとんどです。
このような状況下にいると、決断力は萎える・消える・弱くなり、頑張って決断しても自己信頼が低くなっていますから自信がなく自己嫌悪やそこから必要以上の失敗や後悔を呼び込んでしまうことが多々有ります。
そこで、登場するのが「3×6」。

ささいなことでもかまいません。
何か決断しなくてはならないこと、迷うことがあったら、こんな風に考えてみてはどうかという提案です。

今、私が●●を選んだら、
3分後はどうなるだろうか?
3時間後はどうなるだろうか?
3日後はどうなるだろうか?
3週間後はどうなるだろうか?
3ヶ月後はどうなるだろうか?
3年後はどうなるだろうか?

今を出発点とし、将来の6つの時点を想像してみるのです。
暴力によるダメージが大きい場合は、この6つくらいの時点がいいように思います。
もしくは、もっと短いスパンで6つ時点を選んで想像してみるといいかもしれません。
暴力被害を受けると、本当に先が見えないのです。
なので、将来に向けて長期間の時点を選び想像するのは非常にハードルが高く、苦痛になることも多いと思います。
そんな時は、一番遠くの6つ目の時点を「3週間」とか「3ヶ月」としてもいいと思います。
それまでの期間の中で、6つポイントを選び、想像してみるのです。
そしてそれを紙に書き出してみて欲しいのです。

暴力ダメージがあまり大きくなくケアが進んでいる場合は、時点を「6つ」から「4つ」「3つ」に減らしてもいいでしょう。
また「6つ」をそのままに、想像する期間をもっと遠い将来まで延ばしてもいいでしょう。

想像していくと見えてくることはいろいろで、今の自分の希望とは異なるHAPPYじゃない選択が必要だと気づく場合もあります。
紙に書き出したものを辛くても見てくださいね。
これを繰り返していくと、悩みが堂々巡りをしていつまでも自分を苦しめることが少なくなっていきます。
それから、暴力によって奪われた力の取り戻しも進みます。
(もちろん他にも取り戻しの方法はたくさんあります!)

例えば、今のパートナーのこと。
仕事のこと。
友だちとのこと。
子どものこと。
親のこと。
etc

ひっかかりを覚えたら試しにやってみてください。
できれば行動の選択指標として使っていただきたいけれども、でも、それはなかなか難しいという場合は、こころにとめておいてください。
自分が選んだ道を進み「アレレ、おかしいな、失敗したな」と思った時、以前やった「3×6」を振り返ることで、これ以上の損失を食い止めることができたり、失敗から学ぶべきことがたくさんあるということに気づくはずです。

この話、10日の講座でお伝えしたいと思っています。
他にもメインでお伝えしなくてはならないことがてんこ盛りなので、時間が許せばですが。

これまで5000人以上の方を支援してきました。
その中で、回復過程に役立つツールをたくさんストックしてきました。
ツールは、人によって使えるものと使えないものがありますが、私の中に貯めておくのはもったいなくて悶々としています。
一人でも多くの方へお渡ししたい・お伝えしたいと強く思っていますが、今のところは、月1〜2回の仙台市主催の講座しかありません。
メルマガ配信でもしたらいいのかな?
悩んでいます。

そろそろランチタイムですね。
何を作ろうかな。
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by 1193ru | 2010-02-07 12:41 | DV
さっき、NHKの番組に一緒に活動をしている先輩と長年支援をしてきたサバイバーさんが出演していてうれしかった。
すごくうれしかった。
これまでの道のりを知っているから、ということもあるけれど、暴力の被害に遭った方が一歩踏み出し二歩踏み出しして回復の道をご自分の足で歩んでいることが、何よりもうれしかった。
支援者の一人としても、サバイバーの一人としても、女としても、人間としても、とてもうれしい。
こんなうれしいことはない。

月に数回、講演を通してしか暴力被害女性の支援に関われていない最近の私。
同じ支援の現場にいても、支援対象者が異なる支援を仕事として1日8時間以上している。
どうなんだろう。こんな状態が続くことは、ホント、どうなんだろう。
確かに支援なのだけれど、ライフワークというかミッションというかそれほどかたく「暴力被害女性支援を一生の仕事とする」決めたことなのに、関われずにいる。
なんかおかしいなぁ。ピントのズレた生き方をしているような…そんな気がしてきている。

折しも春からの契約交渉・更新の時期。
講演や執筆も大切だけど、やっぱり現場で当事者に関わりたい。
どうしようか。
仕事、変えようか。
それとも仕事を減らしてギリギリの収入に抑えて、活動を増やそうか。
どうしようかな。

今日は、クリティカルシンキングの本を読んだ。
MBAを学ぶにあたって、思考の基礎としてクリティカルシンキングについて書かれたもので、コンパクトにまとまっていて読みやすかった。
せっかく読んだのだから、クリティカルシンキングを使いながら、ちょっと冷静に考えてみよう。
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by 1193ru | 2010-01-26 21:59 | DV