ご覧いただきまして、ありがとうございます。


by 1193ru
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリ:DV( 267 )

ハーティだより

仙台女性への暴力防止センターハーティ仙台では、活動を応援してくれている会員・
準会員のみなさまに向けて「ハーティだより」というニューズレターを年4回発行し
ています。
今日はその発送日。
今回のレターで20号を迎えます。
ニューズレターは、ハーティの活動の報告はもちろん、世話人からのメッセージ、法
律や制度について、連携団体情報等を中心に掲載されています。
時には、DV被害に遭って今は回復した方からのメッセージを掲載することもあります。

レターは、編集→手分けして印刷→発送作業→発送という手順でみなさまのお手元に
届きます。
編集は、なんと編集担当の世話人が一人で編集作業を行っています。
フルタイムの仕事と両立しながら、よくここまでハードな活動を行っているものだと、
いつも感心と尊敬をしています。
ほかの世話人の方もそうです。
みんな仕事と家庭を両立しながら、活動もしっかりやっています。
「忙しい」はみんな同じ。お互いに配慮しながら、でも、それを理由にしないできち
んと物事をこなし、進めて行く継続的な努力と姿勢がハーティ仙台の素晴らしいとこ
ろです。
それはそう簡単にはできない凄いことだと思います。

今までいろんな活動をして来て、活動が停滞するといつもいろいろな人から出る言葉
が「忙しい」でした。
(私も青二才の頃、言ったことがありました。反省)
信頼関係や人間関係がスムーズな時ならまだしも、停滞している状況での「忙しい」
は、相手を拒絶しその人を孤立させる威力があります。そこには責任逃れ、負担が一
人に集中している等の個人や団体の問題が凝縮されています。
(もちろん、私はNPOの活動は自分の仕事や家庭に影響を及ぼす程する必要はないと
考えていますし、忙しい時は仕事や家庭を優先させるべきだと思っています)

誰かが「忙しい」と不満顔で他のメンバーにぶつける時、この言葉は往々にして精神
的な状況を表しています。
誰もがこの言葉の発っし手と受け手になる可能性がありますから、常日頃の人間関係
や個人の精神状況を心地よいものに保って置かなければならないな、と思っています。

なんだか、抽象的で曖昧にしか書けずすみません。

門間@IMAGINE(JANET KAY) 拝
[PR]
by 1193ru | 2005-08-09 11:21 | DV

公正証書

「公正証書」をご存じですか?
公証人役場で作ってもらう公正証書には、いろいろな種類がありますが、今日は離婚
にまつわる公正証書について簡単に・・・。

今日、エル・ソーラで、公証人の木原さんのお話を聞いて来ました。
木原さんは、最高裁の裁判官を長く務め、現在は公証人として多忙な毎日を送ってい
るダンディな方です。

今、日本では離婚が増加中です。
その中で一番ポピュラーで離婚の中の90%を締めるのが、「協議離婚」。
協議離婚は、二人で離婚届けを作成して、第三者二人の署名をもらい、各区役所・役
所に届けて成立、というもの。
ある見方をすれば、当事者責任に基づいた近代的な手続きとも言えるそうですが、
離婚届け一枚で完結してしまう協議離婚には、いろいろ問題があります。

離婚届に書かれない部分が多いということ。
例えば子どもがいた場合の養育費について。
毎月いくら、どのくらいの期間、どのような方法で、誰が誰に支払うのか、という取
り決めを明記する覧がないため、あやふやになりやすく、親権・監護権者が経済的に
とても苦労をすることが多々あります。
ちなみに、その苦労をしている多くが子どもを引き取ったシングルマザーたち。ある
調べによれば、離婚後養育費をきちんと受け取れている人は全体の20%だそうです。
そのほか、離婚届には、子ども面接交渉や財産分与について明記する部分もなく、ト
ラブル発生の種がいろいろあります。

そこで登場するのが公正証書。
公正証書は、公証人役場で作ってもらう公文書で、記載されたことが履行(実行)さ
れない場合、この証書を持って強制執行の手続きがとれます。
ただし、公正証書は当事者の合意の元で作成しなくてはならないものなので、夫婦が
きちんと話し合いで離婚できる場合に限られてはきますが・・。
それでも、何もないよりはずっと気持ちが楽です。
なので、離婚の相談で協議離婚をしたい、という方には、必ずと言っていい程、いつ
も公正証書の作成を説明し、またお勧めしています。

次回7月11日にホームレス支援をしている「女たちの会」の勉強会でのお話は、今
日勉強してきた公正証書についても詳しく話す予定です。
今週末にあるハーティ仙台の当事者グループ「しんこきゅうタイム」でも、当事者の
方に伝えなくてはね。
仕入れた情報を当事者の方々に伝えるのも、相談員としてとても大切な役割だと思っ
ていますので。

それにしても木原さん。
女性の立場やお気持ちをとても組んでくださる、すばらしい方でした。
貴重な方だと感じました。

門間@I CAN HEAR MUSIC(THE BEACH BOYS) 拝
[PR]
by 1193ru | 2005-07-08 11:30 | DV
夜、「子ども育成タウンミーティング」に参加した。
パネリストの八幡悦子さんの話が聞きたくて、仕事をパタパタと終わらせ駆けつけた。

八幡さんは、私の所属しているハーティ仙台のほか、グループMOMO、リプロルームせ
んだい、東北HIVコミュニケーションズなどのNPOで、「女性・子ども・性」をテーマ
に活動している。
NPOでの活動キャリアも凄いが、仕事のキャリアもパワフルだ。
某大病院の婦人・産婦人科の婦長職を務めた後、フリーの助産士に。現在は、看護士
学校や大学をはじめ、いろいろな学校で教鞭を執っている。
ハンサムウーマンを絵に描いたようなルックス。
そんな八幡さんには、男女問わずファンがいっぱいついている。
実は、私もその中のひとり。
いつも活動をご一緒させていただいているが、まとまったお話を伺うことが少なく、
残念に思っていたので、昨晩から楽しみで、楽しみでしかたがなかった。

パネルディスカッションの前に、新田新一郎さんの講演があった。
新田さんのお名前はずいぶん昔から聞いていたが、きちんとまとまったお話を聞くの
は初めてだった。
今、社会に何が必要なのか、というとても大きな問いかけから始まったが、新田さん
の生い立ちを通して話される内容は、とても分かりやすくおもしろかった。
新田さんは父親を生まれてすぐに亡くし、祖母と母に育てられたそう。
しかし、彼を育てたのはこの二人だけではなく、地域ぐるみで育てられたとのことだっ
た。今でも、お世話になった家庭では新田さんは家族のように迎え入れて貰っている
そうで、お葬式の時も家族と同列の扱いで参列するそうだ。
昔の地縁はこんなにも深く大きく、豊かだったのかと感心した。
戦前ならいざ知らず、戦後もこのような地縁の結びつきが存在したことが驚きだった。
それと、地域の中で丁寧に大切に育てられた新田さんだからこそ、今の彼の活動があ
るのだと感じた。

20時近くなり、新田さんも含め、5人のパネリストを迎えたディスカッションがスタート。
データと経験に裏付けされた八幡さんのコメントは、どれも短いものでしたが、質問
や話の流れを的確に押さえたものばかり。
買春・売春の話で、とある人が「買う大人もだけど、売る子どもも問題ですね。そう
思いませんか?」みたいな投げかけをした時、「子どもを買う大人が悪いのです」と
きっぱりと言い切った八幡さん。聞いていて、本当に気持ちよかったです。
買春・売春を考える時、体を売る子どもたちの背景に目を向けずして、「売る子ども
にも問題が・・・」と言うのは、いかがなものかと思っていた私には、もう嬉しくて
嬉しくて。これからはぜひ、「売る子どもの背景にある問題」と言って欲しい。
また、これもとある人が「子どもの凶悪犯罪がもの凄く増えている」と言った時も、
「国の調べでは増えていません。今までよりむしろ減っています。ただ、マスコミが
長く報道するものだからみんなの記憶にしっかり残っているだけです。かえって増え
ているのは、自転車を盗んだとかそういう軽い犯罪です」とピシャリ。

八幡さん、新田さんに加え、私が関心を持ったのは大風さんという西中田小学校の校
長先生。いろいろな立場で長年教育に携わり、たくさんの子ども達を見てきた大風さ
んの話は、八幡さん、新田さんのコメントと相まって、一言一言とても深く豊かな愛
情を感じさせるものでした。
このお三人の話をとことん聞けたら良かったのになぁ~・・・。
でもでも、次回のSmile Jam ROUND 2のヒントもいっぱいあり、個人的には収穫大の
夜でした。

あ~、ホント、八幡さん、カッコ良かったッス!

門間@魚ごっこ(CRAZY FINGERS) 拝
[PR]
by 1193ru | 2005-06-16 05:48 | DV

暴力

本日は、終日「離婚ホットライン」に参加しました。
日中は、電話相談と主に面談を担当。
いろいろなケースを目の当たりにし、怒りがこみ上げます。
離婚の原因はいろいろあるけれど、そこに見え隠れするさまざまな暴力を私は感じます。
身体的、精神的、性的、経済的、社会的、・・・・etc。

暴力を受ける人の多くは女性。
それを目撃してしまう人の多くは、暴力を受ける女性の子ども。
想像してください。
父親が母親を殴りつけているのを、目撃してしまう子どもたちのことを。
DVは、子どもに対する暴力でもあります。
そんな場面を見てしまった子どもたちは、それを自分の中でどうやった処理して行け
ばいいのでしょうか?
夫に殴られながら、子や家庭を想う母親の気持ちを想像してみてください。
そんな残酷なバランスの中に日々おかれたら、人はいったい、どうなってしまうので
しょうか?

あなただったらどうですか?
想像してください。

回数や頻度、程度ではありません。
1回でも暴力は暴力。
もし、このブログを見ている人で心当たりのある方は、もう二度としないこと。
二度としない自信がないなら、暴力を振るってしまう相手から即座に距離を置くこと。
乱暴なくくりですが、DVも児童虐待もいじめも差別も戦争も。
あらゆる暴力を私は許さない。
だから、活動に参加しています。
「離婚ホットライン」「ハーティ仙台」「仙台夜回りグループ」「いーぐする市民団」
。ここで活動している大きな理由のひとつは、暴力を絶対許さない、という想いから
です。

ちょっとエキサイトしちゃいましたね。
でも、コレが私の本音。
「怒ったところを見たことがない」とよく言われますが、そんなことない。
私はとっても怒っています。

門間@Peace On Earth(U2) 拝
[PR]
by 1193ru | 2005-05-28 16:41 | DV

素敵な女性

私の周りには、素敵な友人がいっぱい!
今日は、友人の中でも私の自慢(?)の年上のお姉さま方の話です。

出会いは、2001年6月。
「離婚ホットライン」の活動で知り合いました。
弁護士、助産士、行政職員、会社員、主婦、自営業、カウンセラーと様々な専門分野
を持つスペシャリストの女性たちが、離婚を考えている、もしくは直面している女性
達をサポートするために立ち上げたのが、「離婚ホットライン」です。
もうそろそろ20年になるのかな。まだかな?
それぐらい長い活動をしている団体。
約半年に1回、仙台駅前にある朝市ビルで「女性のための離婚ホットライン」を開催
しています。
電話相談と弁護士による法律相談を無料で行っており、スタッフはもちろん全員女性
で、みんな手弁当で駆けつけるボランティアです。

「離婚ホットライン」については、詳しくはこちら
電話 022-213-9633(小島法律事務所)

職業も年齢も様々ですが、みなさん全員に共通しているのは、「自立・自律した人」
だということ。
腹の据わった生き方をしているせいか(コレ私の勝手な観察です)、みなさん、本当
にカッコイイ!!
そして、会話のキャッチボールが実に爽やか。柔らかい受け答えの中に、凛とした強
く美しい姿勢があり、話をしていてとても気持ちいいのです。
きっと内面の強さや美しさが出ているのでしょうね。
みなさん、とってもチャーミングで美しいんです。

そんな素敵な女性たちに出会え、ご一緒している私はなんてラッキーなんだろうと、
何度思ったことか・・・・。
私がこの街で活き活きと生きて行けている原動力のひとつが、彼女たちの存在です。
いつもいつもい~っつもおんぶに抱っこでお世話になりつつ、心から敬愛し、憧れて
いる存在です。
活動現場だけではなく、仕事で、プライベートで、いつも力になってくれ、私はあり
がたくってありがたくって。
その気持ちを少しでも形にしたいという想いが、当事者サポートに私を向かわせます。

以前、上野千鶴子さんの本を読んでて、「あ!この感覚、お姉さま方と似ている」と
感じました。
そう、彼女たち全員に共通するもうひとつが、「フェミニズム」。
いろいろ議論はあるし、まだまだ新しい分野なので人それぞれ受け止め方や理解は異
なると思いますが、私はこの匂いのする人たちが好き。

「離婚ホットライン」と「ハーティ仙台」の方々は、私の自慢の先輩です。
パワフルで美しく、そしてチャーミング。
どんな困難なことにもしっかりと対峙する強さ、しなやかさ。
他者を認める余裕と理解する努力を怠らない誠実さ。
私もそんな人になりたいです。

門間@I CAN SEE CLEARLY NOW(Holly Cole) 拝
[PR]
by 1193ru | 2005-05-27 13:09 | DV

連休の谷間

今日、私は電話の前でじっと座っていました。
午前中からず~っと。
嬉しいことに、電話は鳴りません。
夕方になっても電話は、電源が切れたかのようにおとなしく、もういい子ちゃん。
先日、心配していましたが、本日は(「本日に限っては」の方がきっと正しい)電話
相談はほとんどありませんでした。

「あ~、平和だなぁ~」

電話の鳴らない日は、そうつぶやきながら、いつも大きな伸びをして相談室を後にし
ます。
でも、「平和」なんて嘘。
電話が鳴らなかっただけ。
仕事としての「相談室」を出て、ボランティアをしている「相談室」を訪れると、電
話がジャンジャンかかって来ているし、マスコミ報道を見てもそう。
それらは氷山の一角的なことだけど、まだまだDVがなくなっていないことを私に突き
つけるには十分。

関わっている「ハーティ仙台」が一日も早く解散するといいな。
『ハーティの解散=DV撲滅』なのだから。
実は実は、ハーティに限らず、自分が関わっている人権系のNPOの解散は、私の夢で
す。
それらの団体が解散する時は、問題や課題が全て解決して、HAPPYな社会が実現され
る日なんですから。

門間@OASES(ROBERTA FLACK) 拝
[PR]
by 1193ru | 2005-05-06 12:31 | DV
今までNPOでしていた活動がひょんなことから、仕事になりました。
私は「ハーティ仙台」「離婚ホットライン」というNPOで、ここ数年、DVサバイバー
の支援をしています。
どちらの団体も、様々な活動をしていますが、私は自助グループのサポートや電話相
談などをお手伝いしています。

ここ数年のNPOでの活動を通して見たGWは、とても心配が募る期間です。
家族が一緒に過ごす時間が増える連休は一般的にHAPPYな期間ですが、DV被害者にとっ
ては過酷な日々。
なぜなら、バトラー(夫などの加害者)と過ごす時間が増えるからです。
接触が増えれば、それだけ危険が高まります。

想像してみてください。
今日から始まった3連休、24時間×3日間=72時間もの間、あなたは自分に危害
を加えるかもしれない人物の顔色をうかがいながら生活することを。
相手はあなたの言動ばかりではなく、服装、髪型、体型、顔色、そして存在自体おも、
執拗に難癖をつけてきます。
そんな相手の機嫌を損ねないように、相手を気分良くさせるために、あなたはきっと
あらゆる努力を試みるでしょう。
でなければ、身体・言葉・経済等あらゆる暴力があなたを襲う恐れがあるから。
もちろん、あなたが及第点の言動をしても、暴力が襲う可能性は低くはならないこと
を知りつつも・・・・。

幸せで健康的な環境で生活をしている人は、「どうしてそんなところから逃げ出さな
いの?理解できない」と言うでしょう。
でも、はじめからそんな状況ではなかったのです。
同居のスタート時点には、「愛情」や「信頼」、「夢」や「希望」がありました。
暴力を行使した支配関係が時間を経て作り上げられ、気がつけば、被害者はそこから
飛び出す元気が失われてしまっていることがほとんどです。
かなり大雑把で乱暴な説明ですが、これがDVの被害者が置かれている状況です。

今日から始まったこの連休が、晴れやかな五月晴れの空のように、誰にも素晴らしい
休日となればいいのですが・・・・。
連休明けの6日、相談の電話が鳴らないことを祈って。

門間@devil's roof(throwing muses)拝
[PR]
by 1193ru | 2005-05-03 11:19 | DV