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by 1193ru
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ほんの数時間前と今

ほんの数時間前の私は、いたって元気でピンピンしていた。
午後からターミナルケアの研修会へ参加する予定で、その準備をしていた矢先のこと、下腹部の具合がおかしくなって、みるみるうちに歩けなくなり、血尿が出てはじめはロゼだったのがだんだんとレッドになって、これはおかしいとようやく気づき、救急病院を上から順番に当たって、何件目かで受け入れてくれるところがあり病院へ駆け込んだ。
昔やっちゃった腎盂腎炎になる直前だった。
よーするに膀胱炎。
抗生物質の入りの点滴をして欲しかったけど、生理食塩水の点滴を受け、ベッドとトイレを往復すること10回。2時間弱で帰宅となり、先ほど戻って来た。
今の私は下腹部に激痛と血尿を抱えている。
まったく、数時間前には想像もしなかったことだ。

数時間前には想像も予測もつかなかったことが突然起きて、状況が全く変わってしまうことって実は、意外とあるんだと思う。
交通事故、病気の発症、友だちとのケンカ、仕事の失敗といろんなことが挙げられる。
命に関わらなくて、後々修復が可能のことだったら、少々辛くてもなんとかなると思えるけど、そうでない場合は、本当にショックだ。
病院のベッドでそんなことを考えた。
そして、そこから栗駒のことを思っていた。

ブログご覧のみなさま、毎日栗駒のことでアクセスをくださってありがとうございます。
くりこま高原自然学校の犬小屋は、ライス・フィールドのマスターが作ってくださることになったそうです。
それから、自然学校の佐々木豊志さんのブログアクセスは、日々5000件以上になっているとのことで、関心も支援も集まっているそうです。

病院のトイレで、点滴器具を握りしめながら排尿していたら、ご経験のある方は分かると思いますが、排尿したくてどうしようもないのに排尿すると痛くて痛くてかなわなくって、もう本当に心身に激しい葛藤が走っちゃって・・・・もう、涙もん。
私の尿道や膀胱や腎臓は今すごく頑張ってくれているんだ、病院にいるんだから後は薬さえ入ればこの痛みは和らぐんだ、いつまでもこの状況は続かないんだ、と、自分を励まし励まし排尿した。
大げさに聞こえると思うけど、こんなささやかなからだの痛みからも学ぶことがいっぱいあった。
「いつまでもこの状況は続かないんだ」
これがすごく大きかった。
今まで、考えもしなかったアクシデントに見舞われて先が見えなくなってしまったら、何度も自分にこの言葉を言い聞かせようと思った。
痛い、苦しい、辛い、悲しい、のたくさんの感情に「いつまでもこの状況は続かないよ、大丈夫だよ」と言い聞かせる。
一回で無理だったら何度でも言い聞かせる。
岩に水が染み込むように、何度も何度も言葉をかけることで、のたうちまわる感情が徐々に落ち着き、ゆっくりと視界が広がるうちに、そこからたくさんの選択肢や勇気、力が見えて来るだろう。

なんだか、こんなことをトイレと病室を往復しながら考えた。
あぁ、ようやく薬が効いてきたみたい。
ちょっと眠ろうっと。
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by 1193ru | 2008-07-05 16:43 | からだ