ご覧いただきまして、ありがとうございます。


by 1193ru
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

沼崎さんの講演

昨日、県の某部署主催で庁内のセクハラ相談担当職員向けの研修会があった。
講師は、東北大学教授の沼崎一郎さんだった。
以前から、民間団体での活動でお世話になっている方で、DVや性暴力にとても詳しく特にキャンパスセクハラに関しては、いつも拠となってくれる方だ。
今回、某部署から講師選定の相談があった時、迷わず沼崎さんのお名前を出してしまった。
庁内のセクハラ相談担当者のみなさんには、沼崎さんのお話を一度は聞いて欲しいと以前から強く思っていたからだ。

研修会は、大講堂で行われた。
「こんなにも!!」と驚く程の人数が集まっていたが、それ以上に驚愕する程女性がいない。全体で5人くらは女性がいたかもしれないが、ほとんど見あたらず。
相談担当となっている職員は、ある役職の人たちがほとんどということで、その役職についている女性がとても少ないことを目の当たりにした。
この光景ひとつだけでも、数時間は講演できそうだなと思った。

さて、沼崎さんの講演。
セクハラについて詳しく話が聞けてとてもよかったが、特によかったことがいくつもあった。
例えば、セクハラに遭ってしまうと被害者の業務遂行力がダウンし、生産性が落ち、結果としては組織の損失に繋がる。なので、セクハラ対策と対応には、組織全体として力を注がなくてはならないということ。
(これは、母子家庭支援制度をはじめいろいろな制度にも通じること)
それまで寝息をたてていた方も、さすが管理職とあってこのくだりに「ハッ!」と目覚めた方も多かった。

こうやって見ると、庁内には本当にセクハラ相談担当者が多いのだとあらためて思った。
にも関わらず、だ。
セクハラの相談はほとんどないと言う。
我が庁内はセクハラが存在しないすばらしい職場なのか?!
そんな風には全然考えられない。
担当者がいても「相談できない」のであって、セクハラがないわけではない。
このことをどのようにとらえ改善していくのか、そのポイントが沼崎さんのお話の中にたくさん詰まっていた。
担当の方々が、それをどのように受けとめたのかはわからないが、昨日の講演をきっかけに何かしらアクションが起きることを願わずにはいられない。

講演は、貴重な話を聞くことが目的ではない。
貴重な話を聞いて行動を起こすことが目的だと、私は常々思っている。
[PR]
by 1193ru | 2007-08-31 08:45 | DV