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by 1193ru
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立ち位置の表明

今日もまたしても講演ネタで失礼します。
講演をする時に、いつも注意する点がいくつかありますが、その中のひとつが「自分の立ち位置を明確にする」ということです。
私がどんな立ち位置でDVやデートDVについて話すのか、それをまずご参加の方にお伝えしてから本題に入るようにしています。
これは、ご参加の方がよりスムーズにDVを理解していただくためと、DVに対する誤解や偏見を払拭することに役立ちます。

今日の河北新報朝刊に、尊敬する福島県女性のための相談支援センター所長 堀琴美さんの文章が掲載されていました。
今回の文章はどこにも「DV」や「ドメスティック・バイオレンス」という言葉は出てきていません。でも、これはDVの特に外国人妻に対するDVに関する文章です。
それを不特定多数の河北新報読者に率直に伝えているわけですが、切り口もさることながら、「DV」という言葉を使わずにしかしながら「DV」への理解が深まる内容(特に地域の一住民としてできることが具体的に書かれており必見!)になっており、朝からうなってしまいました。

感銘を受けた箇所はいくつもありますが、講演続きの私としては特に以下の一文が印象的でした。

「国際結婚をした人が皆こうであるとは、もちろん言わない。たまたま私のいるところからは、被害に遭った外国人の姿がよく見えるのだ。」

ジェンダーフリーバッシングやバックラッシュも関係してくることかもしれませんが、DVを取り巻くさまざまな誤解や偏見を解くためにも、伝え手は自分の立ち位置を率直に明確にシンプルに伝えていくことが重要になってきていると肌身で感じています。
そんなことを感じる毎日を送る中でのこの一文。
毅然とした姿勢と率直な立ち位置の表明に、私は感動しています。

人前でお話をさせていただく時、自分を再確認します。
社会にコビていないか。
出来事を大袈裟にドラマ仕立てにしようとしていないか。
参加者一人ひとりと真剣に向き合う覚悟はあるのか。
そして、今、自分の立ち位置を明確に伝えることはできるのかと。

堀さんの文章は、いつも私に大きなモノを与えてくれます。
今回もそう。
春の香りいっぱいの今日も、しっかりと歩こうと思います。
それでは、本日も行って来ま〜す!
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by 1193ru | 2007-03-20 08:43 | DV