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by 1193ru
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伝えたい相手

昨年からアサーティブ・トレーニングを受けている。
アサーティブとは、簡単に言えば「お互いを大切にしながら、それでも率直に、素直にコミュニケーションすること」。
アサーションは、コミュニケーションのスキルのひとつでもあり、基本的人権のひとつでもある。
私たちは、対人スキルをどうやって身につけたかと言えば、それは生まれてから今までの人間関係の中。ということは、この対人スキルは、これからだって自分の意識次第でいかようにも身につけることができるはず・・・・と私は思っている。

私がアサーティブを身につけたいと思った理由はいくつかあるけれど、挙げるとすればひとつはDV被害女性に伝えたいため。もうひとつは、自分自身のため。
DV被害女性に関われば関わるほど、その回復や社会復帰、DVからの離脱後において、アサーティブのスキルがあれば、生活はより快適で充実感のあるその人らしい毎日となるのになぁ〜と思ったからだ。
それから、トレーニングを積むに連れて自分自身にもとても必要だと強く感じている。

私のトレーニング仲間の中にも、同じくDV被害女性に伝えたいという方がいる。
それから、クライエントにこのスキルを伝えたくて参加しているカウンセラーやセラピストがたくさんいる。
自殺者を出さない社会を目的にアサーティブ・トレーニングを続けている方もいる。
(ちなみにビッグイシュー最新号の66号の特集は「自殺させない社会へ」です。ご覧くださいね!!)
ゲイやレズビアンなど性的マイノリティの方々にスキルを伝えたくてトレーニングを積んでいる方もいる。
みんな、想いは重く深くとても熱い。
そんな方々が、全国津々浦々から集まってきてトレーニングを積んでいる。

昨日・今日と、ビッグイシューのベンダーさんたちと時間をかけて話すことがあった。
話しながら、ベンダーさんたちにもアサーティブを伝えたいな、と思った。
ベンダーをやっていると、ベンダー同士やお客さん、支援者それからホームレスの方との対人関係でいろいろと悩むことが多いようだ。
たった一人で路上にいた頃とは異なり、ベンダーという仕事を通して、人間関係がどんどん広がっていく。
広がれば、そこにいろいろな関わりが生まれるし、いつもいつもスムーズな関係ばかりではなく、どちらかと言えばジレンマや怒りを抱えた関係が多く出てくる。

最近、アサーティブの仲間と話していて思ったことがある。
「アサーティブ」なんてたいそうな名前を出さなくても、そのスキルを伝えることはできるだろうと。もしかしたら、かえってその方が伝わる場面も多いかもしれない。
それから、アサーティブを囓ってしまった立場の者としては、無理強いせずに相手の元々持っているアサーティブな力(?)というか権利に光を当てたり、引き出すきっかけを提供できればいいのかなと・・・・。
ベンダーさんたちと話しながら、ふと先日の会話を思い出した。

この1年、私がアサーティブになることで、人間関係に変化が起きることを実感している。
伝えたい相手がいるならば、私自身がより多くの場面でアサーティブを実践することがアサーティブを相手に伝える一番の方法なのかもしれない。
講義でもない限り、「アサーティブとは〜」なんて構えなくっていいわけだ。
私が身につけたスキルを当たり前に使っていけば、いいんじゃないかな・・・なんて思うのだ。

まずは、アサーティブとそうでない言動の違いを理解しよう。
理解した上で、自分をよっく見つめてみよう。
それから、アサーティブな言動を選ぶ自信をつけよう。自信は、たぶん、アサーション権を心身に浸透するほど理解し確信することで出てくるはずだ。
そこまでできたら、次に、アサーティブな言動を実際に何度も何度も挑戦して、自分のコミュニケーションパターンを変えてみよう。

ここまでできたら、きっと伝えたい相手にも何かが伝わるはずだと思う。

道のりは遠いけど、でも、それもまた楽し。
人間関係は可変的。だからこそ、大切でかけがえのないもの。
そしてそこに関わる自分も相手も大切でかけがえのない存在。

久々にブログを書いたにも関わらず、散漫だなぁ〜。
今日はこんなことを考えていた・・・・というご報告でした。
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by 1193ru | 2007-02-17 21:27 | アサーティブ