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by 1193ru
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同じ志の人

関東でホームレス支援をしている仲間(私は勝手に「仲間」だと思っている)が、今、とても苦しんでいる。
どうしたわけか、私とその方は形は違えど、とてもよく似た経験をいくつもしている。
そんなせいか、気がつくとよく同じようなことを考えたりしているようだ。

そんな仲間が、今、とても苦しがっている。

生きるのは、本当に大変だ。
自分の人生さえも丁寧に歩くのはなかなか大変なのに、その仲間ときたら他の人の人生にさえも丁寧に寄り添い、一時でも一緒に歩こうとしている。
人一倍不器用な印象を受ける人なのに・・・・・。
そう、たぶん人一倍繊細で不器用なのだろう。
だから、人より敏感に「いのち」に触れてしまうのだろう。
いつもその人は必死だ。
触れてしまった者の責任を全うしようとする。
でも、その人も人間だ。
当たり前に生活がある。
にも関わらずだ、当たり前の生活と活動との間にあるこれまた当たり前のバランスに時として足を捕られ、苦しむ。
そう、とんでもなく人間臭いのだ。
等身大過ぎて、あまりにも等身大過ぎて、だから不器用で、本当に不器用で、みんなの苦しみや悲しみを一手に引き受けてしまっているかのように、私には見えてしまう。

その仲間のブログをほぼ毎日読んでいるのだけれども、最近は泣いてしまう。
苦しみが痛いほどわかるからだ。
関東と東北では場所が全く異なるのに、日々の支援活動の中で悩み苦しんでいること、突き当たっていることが同じだから。だから、どんなに苦しいかと我がことのように感じてしまう。

先月、私たちは「死」に直面した。
私たちは「死」に直面しても、泣くことができなかった。
泣けなかった。
状況が、泣くことを許してはくれなかった。
先日、私はようやく涙が出た。
苦しい涙だった。
でも、その仲間はまだ泣くことができずにいる。
どんなに苦しいだろう、と心配になる。
感情をフリーズした日々が続く弊害は、大きいからだ。

直ぐ近くにいたらな・・・そう思う。
肩をたたいて、ちょっとの間でも路上で会話がなくとも隣りに寄り添えるのにな。

私にはありがたいことに、全国いろいろなところに仲間がいる。
そんな仲間が苦しんでいる時、いつもそうしたくて仕方がない。
そうできない自分が残念だ。がっかりだ。
でもさ、飛んで行けなくとも、気持ちはしっかり寄り添っているのだからと伝えたい。

同じ志の人へ、
とにかく私はあなたのことがとても大切です。
隣りに行けなくてごめんなさい。
でもね、苦しい時は、いつもあなたを思っている私やほかの仲間の存在を思い出してくださいね。
自分で自分を責めているその手を、もうそろそろ違うことに使ってね。
あ、もう既に、使っていたね。
自覚してたかな?
その手で握ったおむすびが、何人の人を温かい気持ちにしたのか、思い出してね。
それから、
ゆっくり、ゆっくり、深呼吸して、そうだね、今晩はゆっくり眠ってくださいね。
ではでは、いい夢を。
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by 1193ru | 2006-03-09 01:05 | ヒト