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by 1193ru
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水色の空と雲

Mさんの病室には大きな窓があります。
向かいのビルはこの階で終わり。
Mさんの病室の窓には、大っきな空が広がっています。
今日は水色の空を雲がすっごいスピードで流れて行きました。

今日もMさんと話して来ました。
天気のこと、ビッグイシューのこと、Mさんのふるさとのこと・・・etc。
どれも私がベラベラ勝手に話したことですが、でも、今日はMさん調子がよかったようで、時折「あー、あー」とうなって左手を高く挙げてくれました。
あまりにも何度も「あー、あー」うなるので、もしや苦しいとか痛いとかそういううなり声なのかと心配になり看護士さんにうかがいました。
「きっと話しているんですよ」
とのこと。
そうだよね。そうだよね。
ちょっとホッとして、自分に言い聞かせながら、小一時間もしゃべりまくって来ましたよ。

今日は眼に濡れタオルはありませんでした。
半眼とでも言いますか、うっすらと開いた眼は充血してうつろでした。
元気だった頃の活き活きした黒目がちのMさんの眼を思い出しました。
しばらく話していたら、グイグイと顔が私の方を向きました。
たまたまでしょうか。
それとも会話しやすいようにこっちを向いてくれたのでしょうか。
聞いても答えはありません。
私は自分本位の自己中根性を発揮して、これでもかという程自分に都合良く解釈するのみです。
Mさんにそのことを伝え、
「異議申し立てがあるなら、早く元気になって憎まれ口きいてよねっっ!」
と言いながらまた泣きそうになってしまいました。
バッカですね〜。

そんなこんなしているうちにも、雲はすごいスピードで形を変えながら遙か彼方へ流れて行きました。

また明日。
そう、また明日。
明日があるのは当たり前じゃない。
すっごくラッキーなことだと、悲しいかな、こんな時にヒシヒシを感じます。
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by 1193ru | 2006-02-17 22:02 | ビッグイシュー