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by 1193ru
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太白荘ふれあい祭

朝、昨晩の当事者の方にお会いしてから、太白荘のふれあい祭に向かいました。

うれしいご縁が重なって、お祭りの一角でビッグイシューの販売をさせていただくことになったからです。
今日は、そのご厚意に感謝した一日となりました。

太白荘は、宮城県の救護施設。
身体及び精神の障害のため、独立して日常生活をすることが困難な方たち約100名が、生活をしています。
長い方では約30年もの間、こちらにいらっしゃるとか。
今日、私がお会いした方々の様子からも、高齢者が多かったように思います。
太白荘については、以下をご覧ください。
http://www8.ocn.ne.jp/~taihakus/

小雨が降ったり止んだりの中、ベンダーさん4人とサポーターの方と販売しました。
入居者の方々が、とても興味深そうに何度もブースにいらしてくださいました。
表紙で選んで買って行かれる方、
内容を何度も何度も確認なさってから買われる方、
同伴のスタッフの方と相談しながら買われる方・・・・・。
ベンダーさんたちの対応も、いつもより熱がこもっているようでした。
丁寧に、丁寧に、ゆっくりと一号、一号を説明していました。

雑誌を上手く持てない方の指を一本、一本開いて、ビッグイシューを握らせまた指を一本、また一本と閉じて差し上げる。
そして、車椅子に乗ったその方が、建物に入るまで後ろ姿を見送っていたベンダーさんが、
「やっぱり頑張らないと。この仕事、いろんなことを自分に教えてくれるんですよ」
と独り言のように私につぶやきました。

ビッグイシューの販売は、毎日がこうなのだそうです。
どの瞬間も、ベンダーさんの気持ちを揺さぶる出来事でいっぱいなのだそうです。
だから、売り場に立つ時は、一瞬たりとも気が抜けない。
その積み重ねが、自分にとってどんなにかけがえのないことなのか・・・・。
ベンダーさんたちは、この2ヶ月の間でそれを痛感したようです。

会場内には、馬がやってきて(舟形コロニーの馬がやって来てました!)乗馬体験を無料でやってました。
ベンダーさんの中には、幼少期に馬に乗って野山を駆け回ったという方が複数いらっしゃって、なつかしそうに見ていました。
「せっかくだから、乗ったらいいよ。こんな機会もそうそうないんだから」
という一言で、ベンダーさんたちは乗馬体験へ。
童心に返ってとっても楽しんでいましたよ。
馬に引かれて・・・というわけでもありませんが、幼少期の話やら田舎の話など、いつもよりずっとリラックスした雰囲気の中で、あれこれ話が弾みました。

お陰様で、ビッグイシューは結構売れました。
でも、何よりもこちらの施設の方々と交流できたことが、私はもちろんですがベンダーさんたちにとっても大きな喜びや励みになった一日でした。

最後になりましたが、今回、このような機会を作ってくださった太白荘のみなさまに、心から感謝を申し上げます。

門間@TEMA DOS DEUSES(Milton Nascimento) 拝

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by 1193ru | 2005-10-01 23:42 | ビッグイシュー