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by 1193ru
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相談の現場から

私の仕事は、人様の悩みに耳を傾けることです。

今日、久々に憤りを感じることがありました。
今日のブログは、ちょっと感情的になってしまいそうです。
賛否両論あるかとは思いますが、書かせてください。

季節の変わり目だからでしょうか、相談件数が増え続けています。
詳しい数字は差し控えますが、電話がなりっぱなしの状況が続いています。
人によっては、日に三度も四度もかけて来る方もいます。

同じ人が、一日に何度も・・・・。
いたずらではありません。
心に大きな傷を持っているからなのです。
誰かと言葉を交わす、誰かと繋がっていると感じることが、今、その方にとてもとても必要なのでしょう。
受話器の向こうから、それが痛いほどわかるから、何度でもしっかりと向き合うように心がけています。

その方は、いろいろな相談窓口を経て、今ここに繋がっているのかもしれません。
やっと自分の話に耳を傾けてくれる場所を見つけたのかもしれません。
それがどんなに困難な経験を伴うことなのか・・・・・
ちょっと想像してみてください。
自分の話を聞いてくれる人がいる。
遂にそれを知った喜びや安心感・・・・・。
それが、人間にとってどんなに重要なことなのかを。
誰も自分の話に耳を傾けてはくれない。
その絶望、落胆、焦燥感・・・・・。
それが、人間にとってどんなに残酷なことなのかを。
ちょっと想像するだけで、誰にでも容易にわかるはずです。

だからこそ、一日に何度電話をかけて来ても、私は邪険になどできません。
真剣に耳を傾ける。
その姿勢を貫くことが、私の仕事だと思っています。

「何度も来るようだったら、切っちゃってください」

信じられないようなセリフを今日、耳にしました。
そのセリフが私に向けられていると認識するまで、しばらく時間がかかりました。

「私の経験から、切ってしまっていい電話です」

その方は言葉を続けます。
冗談じゃないよっっっ!!
想像力の欠如にも程がある。
どんな凄い・素晴らしいご経験をなさったのかは存じ上げませんが、このセリフのおかげで私にはその方の「輝かしいご経験」(まだうかがっていませんが)を尊敬することはできなくなりました。

ホント、冗談じゃないっっっ!!

誰とも言葉を交わさない毎日。
誰にも耳を傾けてもらえない人生。
それがどんなことなのか、ありったけの想像力を動員して考えて欲しい。

当事者に寄り添わずして、何が支援だ!!
以前、ブログに尊敬する方からコメントを頂戴した通り、
誰もが当事者になる可能性があるのに、どうして想像しようとしないのか。

これからもきっとこういう「違い」にブチ当たるでしょう。
でも、その度に、怒りを覚える私でいたい・いようと思います。

門間@Set Me Free(Kinks) 拝
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by 1193ru | 2005-09-27 23:52 | モロモロ