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by 1193ru
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うちの通りの「隣人会」

仙台の七夕は今年も雨降りでした。
毎年、必ず雨が降ります。
織り姫様も彦星様も、年に一度の再会なのにお気の毒です。
各地から来てくださっている観光客のみなさまも、本当に気の毒。
アーケード街の七夕は雨でもご覧いただけますが、パレードは雨だと本当に残念!
ずらっと並んだ屋台を巡る楽しさも半減してしまいます。

昨日・今日は、各地で台風の被害が出てしまいました。
四国の友人のことが気がかりで、何度もニュースを見ていました。
お盆を前に帰省の方も多くいらっしゃったでしょうに…。
被害がこれ以上、大きくなりませんように…。

そんな雨の中、昨夜、私の家の前の通りで、恒例の「隣人会」がありました。
震災後、通りにお住まいの60〜70歳代の先輩方が、パリの「隣人会」をどこかで聞いたらしく、それに習って始めたものです。
みんなでお料理を持ち寄って、夕方から夜遅くまで、飲んだり食べたりしながらおしゃべりをする会です。
昨夜は雨だったので、通りにテントを建てての「隣人会」でした。
生憎、仕事で遅くなってしまったので、顔をちょこっと出すだけで失礼させていただきましたが、通りを挟んだ家々から、たくさんの方が参加されていました。

私の暮らす団地は、市内有数の大規模団地でした(過去形)。
大規模開発による大きな団地で、昭和40年代初めにたくさんの方が入居して、それはそれはにぎやかなところでした。
平成に入る頃から高齢化と住民減が加速し始め、震災後は、空き家や空き地が目立って来ています。

毎年恒例だった夏祭りも、子どもがいなくなり、櫓を組める人手の減少で、数年前に廃止されました。
シニア会のお世話係の中心は、70代。
70代が80代以上のシニア会のメンバーを支えています。

震災で、買い出しや炊き出しの時には、少ないながらもまだ住んでいた40代〜60代が、高齢・独居のご家庭を回りご用聞きやお届けをしました。
震災の時の経験とご縁で、「隣人会」が始まりました。
震災がなかったら、たぶん、「隣人会」の発足はなかったと思います。

震災で、大切な人やものをたくさん失ってしまいましたが、
震災を経験したからこそ、生まれたものもたくさんあります。
「隣人会」はそのひとつ。

先ほど、2011年からのメールを整理していたら、
震災後、昔の仲良しとのご縁が再び始まった時のこと、
大切な方と出会った時のこと、
たくさん思い出しました。

震災の年は、辛い別れと出来事が多くて、もうダメだと何度も、何度も思ったものです。
でも、今日もこうして暮らしている私がいて、
ここまでこられたのは、はやり震災から始まった出会いや再会、これまでのつながりが深まった…今迄とは全く違う深い関わりができたこと…これらがあったおかげだと思います。

先日前、丸々一年かけて働きかけて来た事業を、新年度から始められる目処が立ちました。
この事業を通して、さらにたくさんの方とのつながりがさらに深まるでしょうし、
新しい出会いもあることでしょう。
人様とのつながりの中で、これからも日々暮らし、活動をして行けることが、今、単純にうれしいです。
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by 1193ru | 2014-08-10 17:51 | モロモロ