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by 1193ru
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降り注ぐ「刺激」

小雨模様の仙台で、フォトジャーナリストの高橋邦典さんと再会。
世界中の紛争地を飛び回っている彼とは、高橋邦典写真展やSmile Jam ROUND 1も終
了してしまったので、もうお会いすることもないのだろうと少し残念に思っていました。
なので、今朝の再会は本当にとても嬉しかったです。
気が付くと、相変わらず人との距離感の取り方が絶妙で、言葉を交わさなかった間に
流れた時間を全く感じさせない独特な雰囲気にすっかりホールドされてしまいました。
出勤前の小一時間、言葉にするのももどかしい勢いで話し込みました。

彼の近況を聞いていると、刻々と変化していく世界を想わずにはいられません。
イラク、アフガニスタン、ネパール、リベリア、ハイチ・・・・・etc。
世界中の紛争地とそこに生きる人たち、特に子どもたちの話は、何時間あっても、幾
日あっても聞ききれないものがあります。
でも、聞きたい、知りたい、そして、そこから私は自分の気持ちに正直に、走り出し
たい。そんな衝動にかられ、前へ前へと私を突き動かすものが体の中からわき上がっ
て来るこの感覚。
初めて彼の写真集を見た時から、未だに続くこの感覚は、一体何なのでしょうね。
それは、私たちが直に見聞きできないものを、その目、その耳、そしてその心、体全
体で感じ、考え行動している彼の話だからなのでしょう。
彼の存在と言葉は、私の心のとても深く熱い部分をヒリヒリとさせるのです。
高橋邦典さんについては、こちらをご覧ください。
http://www.kuniphoto.com/
昼下がり、友人から、スーザン・ソンタグについてのメールが飛び込んで来ました。
彼女は、作家、エッセイスト、演出家等として、アメリカで活躍した女性ですが、人
権問題についての発言は、とてもラディカルで彼女の類い希なる聡明さのなせるもの
だと私は感じています。
「反解釈」「エイズとその隠喩」「この時代に想うテロへの眼差し」等、著書多数。
以前からしっかり腰を据えて読みたいと思っていた作品ですが、今日の再会と一通の
メールのマッチングが、その時期が来たことを私に告げているように感じました。
以下、友人が送ってくれたスーザン・ソンタグの言葉です。

「傾注すること。注意を向ける、それがすべての核心。傾注は生命力、それはあなた
と他者をつなぎ、すべてを活き活きとさせる」
「人の生き方とは、その人の心の傾注がいかに形成され歪められてきたかの軌跡。注
意力の形成は、教育や文化そのものの現れ。注意力を増大させ高めていくことは、異
質なものごとに対して示す礼節。新しい刺激を受けとめ、挑み続けていくこと。良心
の領界を守ること」

ビッグイシューの販売開始やSmile Jam ROUND 2の開催を前に、次々と新しい刺激が
私に降り注がれている・・・そんな気がしてしかたがありません。

門間@The Sensual World(Kate Busu) 拝
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by 1193ru | 2005-06-27 07:08 | ヒト