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by 1193ru
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DV@ゴールデンウィーク

今までNPOでしていた活動がひょんなことから、仕事になりました。
私は「ハーティ仙台」「離婚ホットライン」というNPOで、ここ数年、DVサバイバー
の支援をしています。
どちらの団体も、様々な活動をしていますが、私は自助グループのサポートや電話相
談などをお手伝いしています。

ここ数年のNPOでの活動を通して見たGWは、とても心配が募る期間です。
家族が一緒に過ごす時間が増える連休は一般的にHAPPYな期間ですが、DV被害者にとっ
ては過酷な日々。
なぜなら、バトラー(夫などの加害者)と過ごす時間が増えるからです。
接触が増えれば、それだけ危険が高まります。

想像してみてください。
今日から始まった3連休、24時間×3日間=72時間もの間、あなたは自分に危害
を加えるかもしれない人物の顔色をうかがいながら生活することを。
相手はあなたの言動ばかりではなく、服装、髪型、体型、顔色、そして存在自体おも、
執拗に難癖をつけてきます。
そんな相手の機嫌を損ねないように、相手を気分良くさせるために、あなたはきっと
あらゆる努力を試みるでしょう。
でなければ、身体・言葉・経済等あらゆる暴力があなたを襲う恐れがあるから。
もちろん、あなたが及第点の言動をしても、暴力が襲う可能性は低くはならないこと
を知りつつも・・・・。

幸せで健康的な環境で生活をしている人は、「どうしてそんなところから逃げ出さな
いの?理解できない」と言うでしょう。
でも、はじめからそんな状況ではなかったのです。
同居のスタート時点には、「愛情」や「信頼」、「夢」や「希望」がありました。
暴力を行使した支配関係が時間を経て作り上げられ、気がつけば、被害者はそこから
飛び出す元気が失われてしまっていることがほとんどです。
かなり大雑把で乱暴な説明ですが、これがDVの被害者が置かれている状況です。

今日から始まったこの連休が、晴れやかな五月晴れの空のように、誰にも素晴らしい
休日となればいいのですが・・・・。
連休明けの6日、相談の電話が鳴らないことを祈って。

門間@devil's roof(throwing muses)拝
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by 1193ru | 2005-05-03 11:19 | DV