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by 1193ru
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TOKYO JAZZ GUILD ORCHESTRA

昨日、東京ジャズギルドオーケストラを観て来ました。
江村功さんが率いる、同オーケストラのほか、彼が育てた多摩ジャズワークショップ
とジャズファクトリーというアマチュアの楽団も一緒に出演・演奏したコンサートで
した。
江村さんは、田尻町出身。
日本のジャズ界の指導者として、それはそれは有名な方です。
東京ジャズギルドオーケストラは、その卓越した演奏でコンテンポラリー・ビッグバ
ンドとして人気を博していますが、そこには江村さんのニューヨークジャズへの強い
憧れと絶え間ない探求があったこそと思います。
このコンサートの企画を伺うまで、江村さんが宮城県のご出身だとは全く知りません
でした。
そして、江村さんが病で余命数ヶ月だと告知を受けていたことも知りませんでした。

収容数1000人の古川市民会館は超満員。
古川はじめ県北のジャズ人口はどれくらいかわかりませんが、小さな子どもからかな
り高齢のお年寄りまで、「老若男女」とはこのことと言わんばかりの人・人・人・・。
2部構成で、1部は、江村さんの教え子たちによる演奏。
総勢85名の彼らは、コンサート前日の夜にバスで関東を発ち、古川へ駆けつけたそ
う。
そこにある想いを想像しながらビッグバンドの奏でる曲を聴けたことは、私にとって
素晴らしい体験になりました。
2部は、東京ジャズギルドオーケストラが登場!
クールでエキサイティングな演奏は、メンバーそれぞれの素晴らしいテクニックと経
験によるものとわかってはいても、そのメンバーを率いる江村さんがいてこそでしょ
う。
途中、三橋りえさんの歌もはさみ、ますます熱くグルーヴしながら演奏は続きました。
アンコールは、総勢100名を超えるメンバーによる大演奏「明日がある」。
ステージも客席も一体になり、また必ず江村さんと演奏することを、会うことを、一
人ひとりが誓った瞬間でした。

終了後、すっかり暗くなった駐車場へ向かうと、
鈍いシルバーに光るフェアレディZが、会館と対話しているかのように、駐車場の真っ
中央に停まっていました。
その後、スタッフからその車が江村さんの愛車と聞かされ、東京から車でやって来た
ことを知りました。

ニヒルな笑みをたたえたクールなジャズマンが、タイトでホットなスウィングを刻み
ながら、Zのエンジン音を残し閃光のように走り去る様が、帰路、高速を走る車のヘッ
ドライトとたぶって見えました。

門間@A Few Good Men(TOKYO JAZZ GUILD ORCHESTRA)拝
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by 1193ru | 2005-04-30 18:28 | MUSIC