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by 1193ru
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ひとりごと

今日は、仕事を通してたくさんの被災者の方にお会いしました。
あ、「今日も」ですね。
そこからまた、講座のことを考えています。
そしてぐるっとまわって、この2ヶ月間の自分についても振り返っています。

被災地での支援活動は、とにかく孤独とどう付き合うかが課題だったように思います。
仙台から一人物資を背負って被災地へ通っていたのですが、
あまりにも惨い光景に、歯を食いしばるしかありませんでした。
帰路は車の運転ができなくなる程、何度も狂ったように大泣きしました。

一人でずいぶんいろいろなところへうかがいました。
全国の方々から届いた物資は、段ボールで200箱以上になっていたのに気がついたのはつい昨日です。
たくさんの方の熱い思いに背中を押され、無我夢中で通いました。
避難所や被災地でたくさんの方にお会いし、被災者の方だけではなく全国から駆け付けてくださったボランティアの方ともお会いし、たくさん気持ちを交わしました。
それでも、やはりあの光景の前で、一番強く感じ本当に心底苦しめられた感覚は「孤独」でした。
参りました。
本当に。

「孤独」は多くのものをじわじわと失わせます。
行動力、想像力、希望、前向きな気持ち、真摯な姿勢、勇気など、私の大切なものがどんどん小さく、なりをひそめてしまいました。
それに代わり、臆病、小心、不安などが台等し、戸惑いや混乱が生じてきました。
日々、いや、一日に何度も自分を奮い立たせる作業が必要になっていました。

この2ヶ月間を振り返り、私の手元に何が残っているのかが、よく見えません。
1年過ぎ、2年過ぎしたところで、何かが見えるのかもしれません。
ただ、ひとつ困ったことに、震災前に比べて尋常なく巨大化した「孤独」ばかりを感じ、かなりうんざりしています。

震災によって、たくさんのものを失いました。
また、ネガティブな種がたくさんまかれてしまったようにも感じます。
それ以上に、得たものやこれからの希望の種を感じたり、見つけたりしたいのですが、
その数も大きさもまだまだ足りずにいます。
困ったものです。

予測不可能な出来事による傷つきを理解し、
喪失の手当をすること。
出来事や傷から少しずつ離れ、新しい道を歩んでいくこと。
私の場合は、それはどんな道なのでしょう。
ほかの方にとっては、それはどんな道なのでしょう。

「孤独」から抜け出したいと思っても、
残念ながら難しいようです。
復興が進み、心底うれしく、楽しい気持ちで日常を送れるようになれば、
知らないうちに「孤独」から抜け出せてしまうでしょうに。
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by 1193ru | 2011-05-09 21:14 | モロモロ