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by 1193ru
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いただいたもの

仙台に戻りました。
午後から、亘理・岩沼へうかがいます。
よろしくお願いします。

震災後、これまで全国からいただいた物品は、段ボール箱で200を超えました。
全国のみなさまの温かで力強いお気持ちと行動が、とてもありがたく身にしみました。
この物品を、震災当時はガソリン不足で徒歩や自転車で運んでいましたが、仲間ができたことやガソリン入手ができたことから、どんどん沿岸部へもお届けできるようになりました。
ここでもまた、たくさんの方のお気持ちと行動に助けていただきました。
ありがとうございました。

被災地へうかがうと、いつも何かしらいただき物をしてしまいます。
こちらが物品をお届けにあがったり、作業をしにうかがっているのに、です。
本当にお恥ずかしいとことですが、でも、そのお心づかいに何度も涙をこらえ、言葉にならない思いに胸が苦しくなりました。

亘理町では、避難所近くの駐車場の車で過ごされていたご夫婦に、
「来てくれてありがとうね。こんなことしかできないけど、うれしいからあげるよ。もってって」
と、タバコの空き箱と紙で作った小さなたくさんの鶴をいただきました。
とっても小さな鶴がたくさん箱に入っていて、その箱をやはりタバコの箱を包むフィルムでそれはそれは丁寧に綺麗に包装されているのです。
思いがけないプレゼントに驚きましたが、それ以上に、どんな状況でも礼を尽くす方たちのお気持ちや姿勢を目の当たりにし、胸が熱くなりました。

石巻市では、物品を届けにうかがった民間の施設の方からなんと海鮮ちらし寿司をいただきました。
そこの施設は、建物を解放して生活必需品を無料提供してくれています。
避難所で暮らす女性の方たちが多く訪れる施設で、これまで何度となく仲間が物品を届けてきたところです。
物品を運び入れ帰ろうとした時、まだまだ食料品が潤沢ではないにも関わらず、お手製のちらし寿司を持たせてくれたのです。
痛み入りました。

同じ石巻市の女性からは、「この味を忘れないで。また食べられるようにすぐになるから」と石巻名物の笹かまぼこを手渡されました。
帰り道、一口また一口と噛みしめるようにいただきました。
石巻の瓦礫に埋もれた道を走りながらいただく笹かまぼこは、忘れられない味となりました。

黒いニットをお届けした亘理町の方からは、「葬儀が多いから助かるよ。みんなで喪服に使わせてもらうね」と、私の手にお菓子を握らせてくれました。

みなさん、大変なのに。
とても大変なのに、です。
物資が少ない時なのに、言葉だけでもう十二分に伝わっているにも関わらずに、です。
どんな状況でも感謝の気持ちを忘れずに言葉や行動で伝えようとしてくだささるその姿に、言葉にならない思いがこみ上げます。
頭が下がります。
たくさんのことを教えられます。
私ときたら、わが身を振り返り、なんと情けない人間なんだろうと恥じ入るばかりです。

しっかり行きたいです。
しっかり生きたいです。

震災後もそうですが、これまでの人生の中でたくさんの方からたくさんのいただきものをしてきました。
それは、たくさんの方に生かしていただいてきたということです。
それをもっと自覚して、しっかり行かなくてはと思っています。

それでは、また!
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by 1193ru | 2011-05-04 12:16 | 東日本大震災