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by 1193ru
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被災地の母子家庭の女性より

被災した母子家庭の女性の方からメールをいただきました。
皆様にお伝えしたく、ご紹介します。

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私は離婚後、実家で両親と暮らしていて、自宅で被災しました。
幼い子供たちを連れ半月ほど避難所で生活し、幸い津波の水が床上にはギリギリ達しなかったので自宅に戻ることができました。
電気も通わずに暗く寒い、ガラスの破片も掃除機で除去できず、寝る場所を確保するのがやっとの状態でしたが、子供たちがストレスで心身共に弱りきってしまったため無理に帰宅しました。
それでも地震でも津波でも命を失うこともなく、形ある家に帰れる有り難さでいっぱいです。

長文をお許しください。
伝えたいことがあるのに、どこにむけて発したらいいのかわからず、もしよければただ私の思いを聞いていただけないでしょうか。
ただ、聞くだけでいいので。
短い避難所生活でしたが、何よりつらかったのは子供を持つ家庭に対する周囲の冷ややかな目でした。
私のいた教室がたまたま、だったかもしれません。
震災直後で誰にも心の余裕なんてありませんでしたから。私の被害妄想かもしれません。

自宅に戻り近所の炊き出しや配給をいただきに子供たちをおんぶ抱っこして行った時も、小さい子供は一人としてカウントしてもらえず人数分いただけないこともありました。
大人よりたくさん食べるのに、一人っ子のご家庭はちゃんと人数分なのに。
こんな贅沢なこと、この非常事態にとても言えません。
欲張りを言っているのでもありません。
ただ、子供を人一人として扱ってもらえないことが悲しかった。
避難所でも、子供は一人分は多いからと減らされたりするのに、当番の割り当てには数えられるんです。二歳と三歳にトイレ掃除をです。
私のように肩身の狭い思いをしている子持ち家庭、母子家庭はまわりにたくさんいます。

避難所を出てしまえばもちろん食料、生活用品は自力で調達ですが、営業している店舗はみんな遠く、道路は1日中渋滞、お店も混雑していて小さい子供を連れての買い物は本当に大変です。
それでも買い物に行ける人はまだ恵まれてます。
避難所を出ていれば「家があるならいいじゃない」という風潮なので、子供のものを配給してほしいなんてとても言えません。
今みんな不足しているのは、保育所幼稚園の通園用品、着替え、靴、おもちゃお絵描き用品、絵本です。
買おうと思えば買えますが、買いに行くことが困難だったり、家があっても津波から無事でもあちこち壊れたり車を失ったり、金銭的に厳しい状況です。

外は乾いたヘドロが粉塵となって舞い上がり、外遊びはできません。有名人がたくさん慰問にきてくださいますが、そこまで行けません。
不平不満ばかりこぼしてすみませんでした。
ただ、現状を誰かに聞いてほしかっただけなのです。
みんな声をあげることに遠慮しています。
弱者ほどそうですね。
私も生かされた命、人様のためにできることを探している日々です。

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by 1193ru | 2011-04-25 06:38 | 東日本大震災