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by 1193ru
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新緑の緑と器の中の翠。そして広がる碧の宝物。

GWの中盤から家族が体調を崩し寝込みました。
昨年以来、なかなか体調が整わずいますが、そんなことも「大変」や「苦労」とせずに「癒しの時期」「エネルギーチャージ」ととらえるようにしています。

そこで、またまた急遽予定を変更。
のんびり自宅でくつろぎました。
バタバタと慌ただしい毎日が続いていたので、のんびりと片付けをしたり料理をしたり。
寝込んだ家族の枕元でこれまたのんびり読書をしたり、語り合ったり。

昨日辺りからは体調が戻り、「お世話様でした」とお茶を点ててくれました。
久しぶりのお抹茶のおいしいこと。
顔色はまだまだ悪くても起き上がれるようになった様子と相まって、それはそれはおいしい一杯となりました。

我が家の遠縁には和菓子屋さんがいます。
お茶室御用達の和菓子屋さんなものですから、なかなかおいしく通好みの菓子を作っています。
しばらく前に先代が引退モードに入り、今は若手の職人さんが腕をふるっています。
それに合わせて少しずつ作風も変わってきています。
ありがたいことに、遠縁にも関わらず何かにつけて和菓子を届けてくれます。
毎年GWは、柏餅等「五月の節句」にちなんだ和菓子をいただきます。
もちろん、五月の花々をはじめとする四季を写した和菓子も。

好きな器にのせたきれいな和菓子と美しい翠のお抹茶を前に、まずは床の間の軸を見、次に庭を愛で、煎れてくれた家人に感謝し、ともにいただく家族とにこやかなひと時を過ごす。
なかなか贅沢でしあわせなひとときです。

和菓子を届けてくれた親戚がいて、
体調を崩し寝込んでくれた家人がいて、
それをあたたかく見守ってくれる家族がいて。
偶然が重なってうまれたひととき。
その時をこころゆくまで味わえるしあわせ。
私の大切なもののひとつが、まさにこの偶然の上に生まれたこの光景なのではないかと感じつつ…

窓の外のさわやかな新緑。
両手と茶器に包まれたまあるい翠。
外界のさまざまな「みどり」が流れ込み、ゆたかな碧色の玉となって、心地よい音を立てながら私の中で転がり始めています。
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by 1193ru | 2010-05-05 09:38 | モロモロ