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by 1193ru
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スコーン

午後からスコーンを作りました。
何年ぶり???…くらい久々のスコーン。
スコーンは、家族もご近所の皆様も「大好き♡」と言ってくれる数少ない手料理のひとつです。
今日は、クランベリースコーンを30個。レーズンスコーンを30個作りました。
焼きたての熱々をご近所さんへ宅配!
どちらのご家庭でも、みなさんすごく喜んでくださいました。
うれしいです。
ありがたいです。

もちろん、家族も喜んでほおばってくれました。
「おいしい!」を連発しながら食べてくれる家族を見ていたら、昨年起きた残酷な出来事を乗り越えようやくここまで回復したんだと涙が出てしまいました。
食べ物も食べられず、味も歯ごたえも感じられず、生きいるのに死んでしまったかのような状態だったのです。
「心が殺されてしまった」とでも言えばいいのでしょうか。
そんな状態だった家族が、体はまだ思うようにうごかなくても、半年過ぎてようやく感情や五感を取り戻しつつあります。
とてもうれしくて、ついつい泣けてきてしまいました。

スコーンに気をよくてして、夜は夜で親子丼、ホウレンソウのおひたし、きんぴら、セロリの醤油漬け、ふろふき大根、お吸い物を作りました。
未だに傷が治らない者、それを見守る辛さを抱える者、心配のあまりに持病が悪化した者…うちの家族はそれぞれに重い物を背負っています。
(どこの家族もそうかもしれませんね)
料理を作り、食べてもらう。
食卓を囲むその瞬間だけでもいいのです。
その時だけでもいいから、笑顔になってくれれば、私は心底うれしいのです。

2009年は、私たち家族にとってあまりにも残酷で過酷な一年でした。
その傷痕はいったいいつになったら痛まなくなるのでしょうか。
これからも想像以上の時間が必要なのでしょうね。
それから、残念なことに傷痕は消えないことでしょう。
傷痕が消えないということは、とても辛いことです。
それでも、私たち家族全員はそれを覚悟するところまで辿りつきました。
ようやくですが。

料理をすること。
掃除をすること。
家族の通院送迎をすること。
話を聞くこと。
回復に役立つ知識や情報を得ること。
そばにいること。
できることは何だってしたいのです。
もう二度と、抜け殻のような壊れた状態にはなって欲しくないから。

今晩も一晩中、不安がる家族の手を握りながら朝を待ちます。
悪夢にうなされ、過去の幸せな記憶の断片を追い求め涙する―そんな寝顔を見ながら。
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by 1193ru | 2010-01-11 21:37 | モロモロ