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by 1193ru
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MJ

ある虐待された子どもが、保護されるまでに聴き続けていたのがMJ-マイケル・ジャクソンの曲だった。
終わりなく続く虐待の中、その子の精神を支え保つために必要だったのがMJの音楽。
どこでMJのことを知ったのかというと、それはMJの訃報だという。
テレビで何度も何度も繰り返し流れるニュースを見て、MJの曲を知ったそうだ。
そこからYou Tubeでたくさんの映像を見て、なけなしのおこづかいでCDを買い、朝も昼も夜も、繰り返し繰り返し聴き続けていたとのこと。
日増しにこころと体が虐待に蝕まれながらも、それでもその子はMJの曲を繰り返し聴くことで、なんとか魂を守り生き延びた。
安全な場所に移った今も、その子はMJの曲を聴き続けているという。

今日、映画「This is it」を観てきた。
その子のことを思いながら映画館に向った。

スクリーンの中のMJは、折れそうなほど細かった。
莫大なエネルギーと創造力。
豊かな愛情と深い思いやり。
そして、張りつめた感受性。
彼の細いとがった針のような体のどこにこんな力がつまっているのだろう。
どの力も才能も、メーターを振り切った巨大なものばかり。
そのせいか、針のような体でもみじんも痛々しさや弱々しさを感じさせない。
そんなものを寄せ付けないのだ。
なんということだろう!
これがMJ!
今更ながら驚きと感動でいっぱいになった。

遠く離れた日本で、彼の死後、ひとりの子どもの魂(精神)が、彼の音楽で救われた。
私の知っているのはたったひとつのケースだけど、たぶん世界中でMJに救われた子どもたちがたくさんいるに違いない。

想像・創造力と行動力。
尽きることない愛情。
誰にでもある力であり、誰にでもできることだけど、それを長らく保ち続けることは難しい。
それを余るところなく体現していたのがMJ。
だから、彼の音楽でたくさんの人が救われた。

「This is it」-いつまでも観ていたかった。
そしてそのまま、今晩は眠りにつきたいと思った。
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by 1193ru | 2009-10-31 21:42 | MOVIE