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最近読んだ本

なんだかんだと言いながら、海堂尊さんの「螺鈿迷宮 上・下」を読んだ後、伊坂幸太郎さん原作の漫画「魔王」最新刊と松岡正剛さんの「17歳のための世界と日本の見方」(「大人は読んではいけません。」と書いてあったけど、しっかり読みました)を読み終えました。
松岡正剛さんの本は、帝塚山学院の講義をまとめたもの。
とてもわかりやすく読みやすく、宗教や物語、情報や関係、もちろん歴史や文化など、いろいろな視点から世界を、日本を、そして自分について考察を始めるきっかけをなげかけています。
いつものことながら、松岡正剛ワールド炸裂。相手が17歳だろうが、中年だろうが、シニアだろうが、容赦なく松岡正剛さんは松岡正剛さんなのです。
好きな人はたまらないと思います。ちなみに、私は好きです松岡ワールド。

「魔王」は、原作も好きだけど、漫画も好きです♡
漫画「グラスホッパー」も読んでいるけど、「魔王」の方が断然好きです♡

文章の持つ雰囲気があまり好きではないと言いつつ、結構読んでいるのが海堂尊さんの本。
「チーム・バチスタ」「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」そして「螺鈿迷宮」まで読みました。次は「ブラックペアン1988」とか「イノセント・ゲリラの祝祭」あたりを読もうかしら。

小さい頃から小説は(これは私独特の表現なので伝わらないと思うけど)、どこかしら端正な文学な香りがしつつも、人間のどろりとした深緑色の闇を背景に、見た事もないような少々不気味で素直に奇麗とは言いがたいけど「ひっかかり」を覚える赤黒い花が咲いている…ホント意味不明な表現なのだけど、このイメージや香りがするものが好きです。
例えば、日本では、澁澤龍彦や泉鏡花、三島由紀夫。
例えば、井上靖「しろばんば」。
例えば、太宰治「人間失格」。
例えば、大江健三郎「新しい人よ目覚めよ」。
例えば、村上龍「コインロッカーベイビー」。
例えば、川端康成「眠れる美女」。
あたりをはじめとする小説群。
海外に目を向ければ、挙げたらきりがないかも。

海堂さんの小説は人気もあるし、よく読むのだけど、この自分勝手なイメージや香りが沸き立たないため「お気に入り」には残念ながら入らないのですが、でも、それでも最近よく読んでいる作家さんです。
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by 1193ru | 2008-12-03 22:41 | モノ